冷たい狂犬 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 81
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041116

作品紹介・あらすじ

“日本のCIA”と呼ばれる公安調査庁を退職して、カフェを営む影山夏樹。彼はかつて中国や北朝鮮から“冷たい狂犬”と畏怖されていた。だが突如、以前の上司から依頼があった。内閣情報調査室の幹部が中国高官と接触、極秘情報を流すためスパイの証拠を押さえてほしいという。取引現場は韓国のカジノ。夏樹はコンビの真木麗奈とともに韓国へ飛び立つが、そこには中国の伝説の諜報員が待ち構えていた……。息詰まる情報戦の行方は? 「傭兵代理店」の著者が放つ、渾身の新シリーズ第一弾!

感想・レビュー・書評

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  • 個人的には、舞台が韓国ということ、スパイ系の小説が好きという理由で購入。

    ソウルには何度か旅行しているので、本文で出てきた明洞、南大門市場なんかは、あー、あの辺かぁ。とか、あそこだよね。なんて楽しみながら読めた。

    物語としては、スパイ系のものだけど軽めだし読みやすいが、もう少しジリジリする様な、重苦しいような雰囲気があれば良かったかもな。。。

  • 03月-10。3.0点。
    元公安調査庁、現在は喫茶店経営の主人公。以前の上司・同僚から、中国へ渡した機密情報を、取り返して欲しいと依頼が。。。

    スピード感はあるが、シリーズスタートで説明が多かったような。。。敵のボスが、主人公の昔を知る人間で、なかなかの好漢だった。

  • 『冷たい狂犬』/渡辺裕之

    『傭兵代理店』シリーズの著者が放つスパイアクション。諜報の世界で、伝説と恐れられ、特に、中国や北朝鮮から、「冷たい狂犬」と呼ばれ恐れられてきた、影山夏樹。
    現在は、公安調査庁を退職し、カフェを営んでいたが、以前の上司から、突如として依頼が舞い込む。

    中国高官と接触する内閣情報調査室の幹部のスパイ行為の証拠を押さえてほしいという。取引現場は韓国のカジノ。夏樹はコンビの真木麗奈とともに韓国へ飛び立つが、そこには中国の伝説の諜報員が待ち構えていた。

    諜報員同士の戦いの幕が切って落とされる!!

  • 中国 赤狐

  • この作家さんのシリーズは
    すべて読んできています。
    新シリーズが始まるので、
    早速購入し、読んでみました。

    傭兵代理店ほどではありませんが
    主役の元パートナーとの絡みが
    随所に出てきましたねぇ。。。
    個人的には、そこまで要らんだろ!?
    (で、☆一つ、落としました)
    って思ってたのですが、まぁ、いいか。。。
    (;^_^A アセアセ・・・

    でもって、このシリーズ
    続きますかねぇ。。。
    現状の公安調査庁では
    そこまで活動できないでしょうからね
    どこかで、「リベンジャーズ」との
    コラボがあったら面白いだろうな・・・
    なんて思いながら読み終えました。

  • 007的な。何となくエンタメ映画っぽいのは、主人公が自らの力を試すように物事に挑むだけで、何かしらの大きな理想の為に命とプライドを賭けて戦うような話ではないからかしら。重厚感が足りない気もしつつ、一気読みできる小説で良かった。

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著者プロフィール

渡辺裕之
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー。同作が人気シリーズとなり、以後アクション小説界の旗手として活躍している。その他のシリーズに「新・傭兵代理店」「傭兵代理店・改」「暗殺者メギド」「シックスコイン」「冷たい狂犬」などがある。

「2023年 『陽炎の闇 オッドアイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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