総理に告ぐ

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 99
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041161

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった~!!
    ただ総理の秘密はもっと大事かと思ったら。。。。そんな小物感を出したかったのかな。

    現実にはこんなにうまく行かないし、できないだろうけど。実際にできたら面白いのにな。

  • う~ん。あまり合わなかった。

  • これはフィクションだが、未来を先取りしたノンフィクションにならないことを願う。一級のエンタメだが、ドラマ化は無理だろう。大人の事情で・・・
    余談だが、主人公の名前は「小林春樹」で、角川書店の元社長の名前が「角川春樹」。これは偶然だろうか。
    たまたまだろうな。

  • ぱっとしないノンフィクションライターが、与党の元幹事長のゴーストライターとなり、右傾前総理の後釜に座った、現本格右翼総理の秘密を知らされ、それを世に出そうと試みる。しかし殆どのマスコミは与党の広報誌と化している。
    そんな話だが、総理の秘密とやらが、どうでも良いネタで、全般的にリアリティに欠ける。後半は流し読み。

  • 無名のライター小林春樹。大物議員、佐竹一馬から、倉石総理の大スキャンダルを聞く。しかし、公安、伏見徹により、本人、秘書山岡が殺される。このスキャンダルを追いかけ、特別治安室、宮本紀子、黒澤、久世、堤と総理に向かっていく。
    権力者の力と、真実の追及が、最後に火花を散らす。

  • #読了。
    元与党幹事長・佐竹の回顧録のゴーストライターを引き受けたフリーライターの小林は、佐竹から現総理のスキャンダルを打ち明けられる。佐竹を煙たがっていた総理は、公安の人間を張り付かせ、あげく殺してしまう。逃げ切った小林は、最後に面識のあった刑事黒澤を頼るが・・・
    エンタテイメント性が高く、読み易くなっている。登場人物のキャラクターも面白かったが、NEOのチームとしての存在感がもう少しあってもよかったかと。大スキャンダルの内容には少々残念。

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著者プロフィール

永瀬隼介

1960年鹿児島県生まれ。國學院大學卒。週刊誌記者を経てフリージャーナリストとなり、祝康成名義で『真相はこれだ! 「昭和」8大事件を撃つ』を刊行するなど事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年『サイレントボーダー』で小説デビュー。事件現場で培った取材力を活かし、現代の深部を抉る骨太のサスペンスや犯罪小説を発表している。近著に『帝の毒薬』『カミカゼ』『三日間の相棒』『白い疵 英雄の死』『12月の向日葵』など。ノンフィクションに『19歳 一家四人惨殺犯の告白』などがある。

「2022年 『殺し屋の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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