破門 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 286
レビュー : 31
  • Amazon.co.jp ・本 (576ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041178

作品紹介・あらすじ

映画製作への出資金を持ち逃げされたヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は本家筋の構成員を病院送りにしてしまう。組同士の込みあいをふたりは切り抜けられるのか

感想・レビュー・書評

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  • 疫病神を買った時点でのシリーズ最新作がこの破門で、破門まで読んだらもういいかなー、なんて思っていたけれど、こうなってくると次の展開が気になるね。桑原、どうなっちゃうの?
    でも直木賞は、「五回も落としてごめんね」分が加味されてると見た。最近読んだ「恋歌」「蜜蜂と遠雷」ともにとても良かったから、それと比べるとね。

  • ヤクザと一応堅気のコンビのおはなし。大阪弁全開でテンポよく進んでいく。
    シリーズものだけど、いきなり読んでも違和感なし。
    ただ人物に愛着もって読むには、前の作品から読んでる方が面白いかもなー

  • 文庫化を待ってました。
    勝手な思い込みで、シリーズ完結作だと思っていた。故に疫病神のどちらかがとうとう死ぬのか?
    タイトルの破門って…まさか?など、色々と心配してしまいました。
    すっかり桑原さんに惚れています。

  • 黒川博行三冊目、本作は151回直木賞受賞、2017年には「破門 ふたりのヤクビョーガミ」佐々木蔵之介と横山裕のダブル主演で映画化された。文庫本の表紙イラストは著者の奥さんの作品である。内容と合っているいるかというと、微妙な感じがする笑 小説としては文句なく面白い、興行としての映画はいまいちだったらしいが、ぜひ映像も観てみたい BSスカパー連続ドラマにもなっている。佐々木蔵之介の桑原か、北村一輝の桑原かどっちがはまり役だろう、とっても気になる。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「わしのケジメは金や。あの爺には金で始末をつけさせる」映画製作への出資金を持ち逃げされた、ヤクザの桑原と建設コンサルタントの二宮。失踪したプロデューサーを追い、桑原は邪魔なゴロツキを病院送りにするが、なんと相手は本家筋の構成員だった。禁忌を犯した桑原は、組同士の込みあいとなった修羅場で、生き残りを賭けた大勝負に出るが―。直木賞受賞作にして、エンターテインメント小説の最高峰「疫病神」シリーズ!

    著者の本を何冊かは図らずも読んでいましたが、意識して読むのは初めてかもしれません。正直賞を取った作品なのでミーハーな気持ちで読みました。そうしたらシリーズ物の5作目だったようで非常に残念な思いです。こういう作品は順を追って読んで、登場人物に情を湧かせてからが正当な評価になるものですから。登場人物自体はとっても魅力的です。みんなどうしようもない人間ばっかりで、真っ当な人なんてほとんど出てきません。そこがまた魅力的です。
    文章の構成で会話の部分が異常に多く、心象風景が全く出てこないのと、右往左往している部分ばかりの話なので少々中だるみします。びしっと引き締まった文章ではなく、会話のテンポでほんわか読ませる雰囲気なので、このスタイルとしては完成されているのだろうと思います。ハードボイルドとというか、やくざコメディーかな。

  • 西の言葉が小気味よいテニスのラリーのようにポンポンと飛び交う。ストーリーもテンポよく進行し、あっという間の500ページ。正月にはこんな本でくつろぐのが一番でしょう。

  • なかなかいいテンポで読めた。
    ヤクザの道理でどうにかしのいでいくけど、次はどうなるんやろな。シリーズになっとるみたいやけど、初めて読んだ。次回作が気になるところやけど、前作を読みたいと思うほどではないかな。

  • 投資詐欺にあったヤクザが詐欺師を見つけ出して報復するというのはヤクザものとしてはありきたりなストーリーなのですが、そこにひとりの堅気(ヤクザとは関係のない一般ピーポー)を主人公として加えてヤクザとコンビを組ませたところが、この本を面白くしていると思いました。
    直木賞受賞作品という事で初めてこの著者の本を読んだのですが、全部読んでしまってから、この本はシリーズものの第5作目だったという事に気づくという、読書あるあるをやらかしてしまいましたが、別に1作目から順番に読まなくても十分に楽しめる作品だと思います。

  • このミス、2015年版8位。裏社会系のハードボイルド。シリーズ5作目らしいけど、いきなり読んでも問題なし。この作者のはじめて読むけど直木賞受賞作だけあって力量感じます。大阪弁の会話中心でテンポ良く話が進んでいき、良くできたテレビドラマを見てるように先が気になって途中でやめられなくなる。いろいろ考えて相手をはめにいくところとか、それでもミスってしまうとことか、妙にリアリティがある。軽妙なユーモアにも溢れてて、悪役なんだけど親しみを感じて感情移入してしまう。自分の青春を過ごしたところが舞台となってるのもあるけどとても面白かった。

  • なかなか

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