猫又お双と一本足の館 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2016年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784041041185

作品紹介・あらすじ

些細なことでぎくしゃくし、姿を消したお双。お双を探す隆一郎はやがて、一本足で立つ不思議な館へ招かれる。そこにはお双と、4匹の猫又がいた。ふたりは無事仲直りするが、隆一郎が容疑者となる事件が起こり!?

感想・レビュー・書評

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  • 三部作の完結
    お双ちゃんは相変わらず可愛い…けど、これでシリーズを終えずに更なる展開を期待したいところなのだが

  •  お双ちゃんがかわいいのはわかったから殺人シリーズの新刊を...。

     シリーズ3巻目、2巻からテレパシーで隆一郎と心の声で通じ合う能力に目覚めた猫又のお双だった。

     しかし、隆一郎はといえば、論文が壁に当たって進まなくなり、後輩の女学生に振り回されても嫌とは言えない性格で疲れきっていた。

     ある時、心の中で出ていきたければ出ていけばいい、と思ってしまい、それをお双が感じ取り、お双は出て行ってしまった。


     何にも手につかなくなった隆一郎の元に男が現れる。猫又の族長を名乗る男は、お双が恐山にいることを伝える。

     丸一日をかけてたどり着いたのは、猫又の隠れ家だった。

     そこで隆一郎とお双は再開するが、事件に巻き込まれる。


     これまた惰性で読んでるシリーズ。

     まだまだ隆一郎とお双の生活は続きそうです。

  • 2016/04/11読了

  • 差し当たり猫又という存在にケリをつけた感じ。完結巻ですけど、この話はむしろこれからなんじゃないかなぁ。

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著者プロフィール

某国立大学建築学科卒業。『眼球堂の殺人』で第47回メフィスト賞を受賞しデビュー。本格ミステリの系譜を継ぐ書き手として絶賛を浴びる。他の著書にデビュー作を含む「堂」シリーズ、『猫又お双と消えた令嬢』にはじまる「猫又お双」シリーズ、『災厄』『暴走』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『アールダーの方舟』『不死症』『幻屍症』『LOST 失覚探偵』『死者の雨‐モヘンジョダロの墓標‐』『土葬症 ザ・グレイヴ』『小説 Fukushima 50』『あしたの官僚』『ネメシス3』『楽園のアダム』がある。

「2023年 『WALL』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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