名刀月影伝 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 12
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041208

作品紹介・あらすじ

白河藩腰物方の山本助十郎と絵師の林幹之助は藩主・松平定信から宝剣「小烏丸」の真贋調査を命じられる……。三条宗近、粟田口則国、五郎入道正宗など、世に名高い名刀の真贋を見定める旅が始まる!

感想・レビュー・書評

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  • 名刀の真偽を確かめてまわるという連作短編。
    著者得意のやつですね。
    チャンバラもいつも通りあるし、安心の面白さでした。
    刀と鞘の話とか、初めて読んだうんちくもありましたね。
    主人公が無名なふたりなのでちょっと華がないけれど、その代わりにちょっとした幻想要素が入っているので、著者の他の作品同様楽しめるのではないでしょうか。

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著者プロフィール

1975年京都府生まれ。立命館大学卒。2005年、綾辻行人・有栖川有栖両氏に絶賛され、短編「漂流巌流島」で第2回ミステリーズ!新人賞を受賞しデビュー。文芸社からは『浮世絵師の遊戯 新説 東洲斎写楽』、『近江屋 一八六七年』を刊行。その他の著書に『名刀月影伝』(KADOKAWA)、『妖曲羅生門 御堂関白陰陽記』(光文社)、『京都東山 美術館と夜のアート』(東京創元社)などがある。

「2021年 『【文芸社文庫】 新説 東洲斎写楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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