鉢町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 92
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041284

作品紹介・あらすじ

弓道部、漫画部、学園際、修学旅行……美しい被写体を追い求める写真部・有我遼平に周りには難事件が続発。しかし、正体不明の女生徒は事件の真相をことごとく言い当てる。探偵少女と写真少年の推理と恋の推理劇。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。ちゃんと人物にも奥行きがあって、読みごたえあり。ただ女の子はやなやつ多かったなー

  • この作家さんの別の作品を読んで、なんとなく合わないかなぁと思ってたんですが、忘れてまた買ってしまいました。読む前は勝手に青春恋愛ミステリ⁇かしらと思ってたが、出てくる登場人物みんな嫌な奴。わたしの好みではありませんでした。ミステリとしてどーこーという気持ちにもならない。

  • 学校を舞台とした日常の謎短編。
    吹奏楽ネタにちょっと違和感があるものの、学校の雰囲気が良かったですね。
    探偵役の設定に、というか、探偵役とワトソン役の交流の不自然にちょっと不自然すぎるところがあるのが、欠点といえば欠点。
    続編を読みたい気もするけれど、このエンディングの開きっぱなしも捨てがたく、続編が出ない方がいいなぁという気持ちも有り、ちょっと複雑な感じ。(^^;

  • (収録作品)○○×○ マルマルバツマル/平面誘拐犯/アフリカン・シンフォニー/WAND

  • とある高校の写真部に所属する有我遼平と、口の悪い探偵役・鉢町丹子の周りで起こる事件を描くライトミステリ。主人公以外の登場人物は癖があり感情移入し難いのが残念なところですが、プロットはなかなか綿密ですし、連作短編集としての構成力も高いので読み応えがあります。

  • 最初は取っつきにくいですが、読み進めるとおもしろさが分かってくる作品。登場キャラたちの物わかりの悪さというか人間臭さは、いい意味で物語らしくないですが、そこがこの作品の味だと思いました。

  • 占いとカメラの組み合わせは少々意外だが,なかなかおもしろい。依頼者が女性ばかりで,しかも「善人の顔と正義の心を持った悪魔」なのがなんとも。思春期女子というのは皆ああなのか。女子は怖い(*_*)

  • 日常系ミステリ。
    まだまだ登場人物の今後に期待出来る話。
    最後はどうやらカメラ小僧に、正体がバレたっぽいけど、それはそれでいい感じかと。

  • 幼馴染み、正体わからない系
    私の大好きなシチュエーションが詰まった1冊でした。
    推理ものは苦手だけど、全然楽しめた。バレるかバレないかのそわそわ感はなんとも言えません、すごくすきでした。
    個人的にカメラもかじってて、自分の視点が写真にあらわれるっていうのに共感したり。
    幼馴染み最高ですね。続きが読みたいてす。

  • ちょっとシチュエーション先行なきらいがある。占いとコールドリーディングから推理につなげていくところは面白い。あと主人公たちはともかく、他の登場人物たちがどいつもこいつもこじらせすぎ。

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著者プロフィール

第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。2010年『“菜々子さん”の戯曲』でデビュー。同作は「このライトノベルがすごい! 2012年」で53位にランクインするなど、注目を集める。他の著作に、『演奏しない軽音部と4枚のCD』『お口直しには、甘い謎を』『針町あかねは壁がある カメラ小僧と暗室探偵』『のど自慢殺人事件』『僕と彼女の嘘つきなアルバム』などがある。

「2020年 『さよならが言えるその日まで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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