普及版 屁のような人生 水木しげる生誕八十八年記念出版

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 19
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041314

作品紹介・あらすじ

日本漫画界の巨星、水木しげるの人生を年代で区切り、それぞれの代表作と関係者の証言を添えて網羅的に構成。少年時代の創作童話絵本や、今では読めない名作の数々も収録。水木しげるの全てが詰まった決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 「屍のような」と読み間違えて借りた。ちょっとかっこいいと思って。家に帰ってよく見ると「屁のような」だった。こっちの方が水木しげるらしい。

    京極夏彦は水木しげるの弟子か何かなの?ゲゲゲの鬼太郎の解説を書いたり、水木しげるの自宅のコレクション室の陳列を手伝ったり(笑)。京極夏彦も読んでみようかな。

    水木しげるの昭和史を読んで興味を持ったつげ義春を、この間読んでみたら、見事にわからんかった。
    でも水木しげるが語るつげ義春を読むと、やっぱりつげ義春を読みたくなってくる。
    腱鞘炎になって、石のようにサマーベッドに寝そべっていたら、すずめがつげ義春の体の上に巣作りを始めたって…。つげ義春は地蔵か何かだったのかな。さすがに慌てたそうだけれど。

  • 全然屁じゃない、水木先生の人生。
    生い立ちから晩年に至るインタビューやコラムや作品をまとめた、分厚い一冊です。

    表紙の幼少時の水木先生の写真があまりにかわいらしく、図書館で即借りてしまいましたが、手元に置いておきたいので購入する予定。

    子供の頃から勉強には一切興味なし、昆虫だの新聞の題字だのを徹底的に収集し、まかない婦の「のんのんばあ」から妖怪の知識を吸収し、絵ばかり描いている「変わった子」だった水木先生。南方の激戦で片腕を失っても、明るさとタフさと創造力を失わず、ゲゲゲの天才として生きることができたのは、愛情深い両親と兄弟、家族、理解ある仲間たちのおかげですが、すべては水木先生の人間的魅力ゆえだと思います。

    それにしても小2ぐらいの時、アニメの鬼太郎しか知らなかった私が「墓場鬼太郎」を読んだ時の衝撃はいまだに忘れられません。怖いというより「すごい!」の一言でした。

    私が怖がりなくせにお化けや妖怪や異形なものを好むのは、こわくてもかわいい、こわくてもどこか切ない、そんな水木先生の妖怪たちの影響がめちゃくちゃ大きいです。

    一家に一冊!

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プロフィール

本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。
やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。
戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。
近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。
紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。
2015年11月30日、逝去。享年93。

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