猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 290
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041888

作品紹介・あらすじ

「リセット」という一言で、世界は、三日分死ぬ――能力者が集う街、咲良田(さくらだ)に生きる時間を巻き戻す少女・美空と、記憶を保持する少年・ケイ。繰り返す日常は、若者たちに何をもたらすのか!?

感想・レビュー・書評

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  • SFファンタジーなんだけど、「能力者の集う町」という特異な設定自体が伏線として緻密に張り巡らされているミステリー。ドミノが倒れるみたいに次々と謎が解けてすべてが繋がっていく展開の巧みさにグイグイ引き込まれた。どことなく哲学的な感情描写や淡々とした中に温かみを感じる文体も好き。マクガフィンという言葉を覚えました。

  • 淡く薄い描写が光る作品。サクラダリセットのころは合わないと感じていたが、静かなイメージを言葉にし、幻想的で不思議なストーリーに心惹かれてしまいました。その中で、ラスト主人公の選択は読めながらも魅力的で、読み進めていくシリーズとなりました。

  • 階段島シリーズと同じく、特殊能力の存在を前提にしつつ人間の本質を問うような作品です。
    一見するとライトノベルの雰囲気なのですが、自分の感覚と全く違う切り口で物事を捉える河野氏の視点が新鮮で引き込まれます。

  • 2018/4 8冊目(通算60冊目)。アニメになっていたので気になっていたのが読もうと思った動機。「能力者」が普通に暮らしている咲良田を舞台に、所謂完全記憶能力を持つケイと時間を巻き戻すことが出来るリセットの能力を持つ春埼が「死んだ猫を蘇らせたい」という村井という女性の依頼を受け紆余曲折を経て、仲間になるという話の筋。「階段島」シリーズよりは読みやすいけど、何か主人公が斜に構えた感じで嫌な感じがするが、まあこれから読むうちに慣れてくればいいかなと思う。2巻目から話がどう展開するか、読んでいきたいと思う。

  • 能力者の集まる街「サクラダ」
    ともすれば危険な能力者たちは「管理局」によってしっかりと管理され平和な日々が続くサクラダの中で起こるちょっとした事件のお話。(が今後続いていくと思われる)

    主人公は過去のすべてを記憶できる能力の持ち主の男子高生と、時間を巻き戻せる(リセットできる)女子高生。
    しかし女子高生は時間を巻き戻したことすら記憶を失うので、この男子高生とコンビを組むことで初めて能力が意味を持つといった仕組み。

    非常によくできたSF作品でありジュブナイルだった。
    そして決して大事件にはならずあくまで登場人物のなかだけで収束する事件を描くのは、「ハルヒ」から続く角川文庫らしい作風といえる。

    僕はこういうの大好きです。
    続きも読んでいこう。

  • 機会があって一巻をいただいたので、読んでみました。

    ちょっと村瀬さんの能力の仕組みを理解するのに細切れに読んでたのもあって?となったところもあったけど、面白かったかと。

    まだこの巻だけじゃ分からないところもあるので、折角なので続きも読んでみようかな。

  • 力を持つ事、使う事。その意味と責任。取り返せない事。
    きっと優しい事ばかりじゃないけど、それを求めて進む強さ。

    哲学的な雰囲気だけど、優しい物語なんだね。

  • サクラダリセット原作本第1巻。
    映画を観て基礎情報を知っているからさらっと読んでも設定がわかったが、これが最初だとキツイのではないか。映画を観て魅力を知らなかったら、読まなかっただろうし、挫折していただろう。春埼のところはずっと黒島結菜が思い浮かんだ。それほどぴったりだったということだろう。野々尾や非通知くんもいいキャラだった。連ドラとかがよかったな。アニメも気になる。とりあえず、映画のDVDが欲しい。
    このシリーズはかなり好きだ。

  • この頃アニメが放映されているので楽しく視聴しているのですがちょっとん?と思う所を補完するために読んでみました。まあでも私はアニメの出来は結構良いと思うんですけどね~ 構成とかも。

    革命家村瀬さんのお話からスタート。…確かにこれ、一話でやったらワケワカランだわ…。私はスミレさん?が好きなので物語の大分初期に居なくなったのにも関わらずその後の影響力が強い彼女の今後の活躍に期待中。でも今時点では故人なんですけどね…

  • 河野作品らしいキャラで気に入った。元がスニーカー文庫なので敬遠してたけどだいぶ加筆修正入ってるのかな?タイムリープものは戻った後の記憶があるかどうかが重要だけど、報告義務があったりして面白い。全部覚えてるなんて疲れるだろうな。

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著者プロフィール

徳島県出身。グループSNE所属。2009年に『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』で、角川スニーカー文庫よりデビュー。若者を中心に人気を博し、シリーズは7冊を数える。他著作に「つれづれ、北野坂探偵舎」シリーズ(角川文庫)、『いなくなれ、群青』(新潮文庫)などがある。

「2017年 『ベイビー、グッドモーニング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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