猫と幽霊と日曜日の革命 サクラダリセット1 (角川文庫)
- KADOKAWA (2016年9月24日発売)
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感想 : 53件
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784041041888
作品紹介・あらすじ
「リセット」という一言で、世界は、三日分死ぬ――能力者が集う街、咲良田(さくらだ)に生きる時間を巻き戻す少女・美空と、記憶を保持する少年・ケイ。繰り返す日常は、若者たちに何をもたらすのか!?
感想・レビュー・書評
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河野裕さんの作品が大好きで、やっと読めた。
やっぱりとても良かった。能力の種類はもちろん、その使い方も、面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特殊設定ものはミステリ業界において今となってはなくてはならない枠組みになった。
ラノベ風の作品も、特殊設定を盛り込んで(ファンタジー系を多いからなのかもしれないが)その限定された条件下で事態を終息させていく。
本作では時間を遡る能力や記憶を保持し続けることのできる能力など、様島な特殊能力を持った土地に暮らす若者たちの活躍が描かれる。
映画化もされた人気シリーズだ。 -
伏線が綺麗に回収されていって清々しい。
階段島シリーズでも感じたが、河野先生の作品は、絶対に現実でありえないフィクションの設定なのに、実際に現実で起きている感覚になる不思議。 -
優しくて不思議な物語。
今春、実写化するみたいだけど、
活字じゃないと面白くなさそう。。
現実味はないけど、一気読みしてしまう面白さ。 -
河野裕の猫と幽霊と日曜日の革命を読みました。
サクラダリセットの1冊目でした。
主人公浅井ケイが住んでいる咲良田にはいろいろな超能力を持っている人がいます。
世界を最大3日戻すことが出来るリセットの能力、一度経験したことは絶体に忘れない能力、日時を指定して相手にメッセージを送ることができる能力、猫と情報を交換することが出来る能力、5分間だけに限定されるが他の能力を無効に出来る能力。
この物語はそのような能力を持った高校生たちの物語でした。
河野裕らしく複雑に絡み合った物語でしたが、面白く読みました。
読み終わって思ったのは、ゲーム機でのリセットや、カードゲームでの矛盾したカード能力間での強度や発動タイミング順序などの体験がなければ、この物語に実感がわかないだろうなあ、ということでした。 -
淡く薄い描写が光る作品。サクラダリセットのころは合わないと感じていたが、静かなイメージを言葉にし、幻想的で不思議なストーリーに心惹かれてしまいました。その中で、ラスト主人公の選択は読めながらも魅力的で、読み進めていくシリーズとなりました。
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面白かった
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河野裕がうらやましい。
再読で、なお私の感性を殴りつけてくるような文章を読ませてくる。
この表現が書きたかった、そのフレーズであふれている。 -
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正に河野さんという内容だった。彼の作品はどこまでも優しくて暖かさを感じる。それでいて、登場人物が皆どこか歪んでいながらも強く生きているのを感じる。、
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世界中のすべての断言には、嘘か、信仰か、感情が混じっている。(195ページ)
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悲しみの感度が良好だということは、つまりそれだけ優しいということだ。人の優しさには、無条件で肯定されるだけの価値がある。(302ページ) -
リセットと言うだけで。
セーブ地点と使うタイミングを間違えなければ、とても有効的な能力なのでは。
同じ日常を再び生きているようで、全てが完璧に再現されているとは言い切れなさそうだよな。
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いろんな能力が錯綜して、細切れなシーンについていけかった。
タイトルに猫とあるからもう少し猫のシーンがあるのかと期待してしまった。 -
ケイの人柄が好き
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ブクログアプリ「最近読んだ本からのおすすめ」より。自分では手にとることがなかったと思うライトノベル。斜にかまえた淡々とした(そういうふうにふるまう)主人公は好み。
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最初この表紙を見た時このタイトルは、どういう事?って思ったが読んでいくうちに謎が解けていった。
伏線がいくつかあり、まさかの展開も多々あったので読んでいても飽きなかった。
主人公が過去に起こしてしまった過ちに責任感、後悔し続け、世界を幸せにする事だけに能力を使う事に決めた。
ミステリー要素、恋愛要素もありとても楽しめた作品だった。 -
5
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思ってたよりって感じ。
著者プロフィール
河野裕の作品
