採薬使佐平次 吉祥の誘惑 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041901

作品紹介・あらすじ

吉原で続く不審死。佐平次は、死因が阿片だと突き止め、密輸入していた者を捜すことに! 日本最古のアダルトショップとされる四ツ目屋や津軽藩、宗春など犯人と目される者たちが次々に現れ、佐平次の行く手を阻む!

感想・レビュー・書評

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  • 吉祥の誘惑 ー 採薬使佐平次シリーズの3作目
    2016.05発行。字の大きさは…小。

    ことの発端は、吉原で花魁と床入りを前に飲んだ薬(宝相薬)により肥前屋徳兵衛が死んだ事である。
    南町奉行所同心・長坂省吾は、その薬を採薬使・植村佐平次に見せると、中身は閨房薬と一度、味を占めると死ぬまで逃れられなくなる阿片の一種であるが分かる。
    宝相薬を吉原を始め江戸ご府内で売っている者たちを摘発して行くと、陸奥国5万石の大名家に行き当たる。
    佐平次たち採薬使は、将軍吉宗の命で陸奥国へ行くと、そこにはイギリスの商船が隠れ港に留まって宝相薬を作っていた。

    佐平次は、大名家を潰してもイギリス人を殺せば、イギリスと戦争になるかもしれない、佐平次はどうするか……

  • シリーズの中で一番面白かった!
    前半おもしろくてサクサク読んだ!
    だんだん採薬使と御庭番のバランスが!!
    もっと採薬使っぽい話が読みたいなー

  •  2016-08-14

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著者プロフィール

1960年、岩手県生まれ。大阪芸術大学芸術学部を卒業後、2000年に『エンデュミオン エンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)でデビュー。『エリ・エリ』(ハルキ文庫)で、第1回小松左京賞を受賞。14年には「風の王国」シリーズ(ハルキ時代小説文庫)で、第3回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。「採薬使佐平次」シリーズ、「江戸城 御掃除之者!」シリーズ、「よこやり清左衛門」シリーズ(ともに角川文庫)や「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」シリーズ(だいわ文庫)、など、多岐にわたるジャンルにて活躍している。

「2023年 『大一揆』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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