ミヤマ物語 第二部 結界の森へ (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 58
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041970

作品紹介・あらすじ

死罪を言い渡された母を牢から逃がしたために、兵士から追われ負傷したハギは、ウンヌと異世界が繋がった森で透流に助けられる。透流の家で目覚めたハギは「ヒトはマノモノ」と怯えるが、介抱されるうちに徐々に心を開き自分たちの世界の話を始める……。絶対権力者のミド、厳しい階級社会、「ヒト」は恐ろしい存在で言葉にしただけで口が腐る、と言われていたこと。ミドさまが「マノモノ」から村を守っていると言われている事。そのミドさまの飲み水を汲む母親がわずかな過ちで死罪を言い渡されたこと。「おかかが殺されてしまう。おかかを助けて」ハギの必死の訴えに透流はウンヌの里へ戻ることを決める。自分がハギに出逢うために雲濡にきたことを悟る透流だった……。二人は、目の前に現れた梟の声に導かれて森の奥深くに入っていった。
大人気作家のファンタジー大作、第二部!

感想・レビュー・書評

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  • 男の子の友情が素敵ー!
    女子にはない感じだわ(笑)

  • ハギとハギの母親トモが互いを大切に大切に想っているのになにか救われる思い。ハギと透流の出会いは現代社会の格差やいじめなどの問題定義をも浮かび上がらせる。ハギは歪められた自分の世界を救えるのか、透流の存在はその名の通り必然なのか。あっと言う間に読めるのでもどかしい。早く続き読みたい。

  • もしかしたら、この先に見たこともない世界があって、そこで、自分は必要とされているんだと、考えることができるということ。まさに!
    自分の一存、行動次第で、変えられるものがある。結果が分からないから、慎重に行動しなくてはいけないのに、突っ走ってる主人公の危うさにハラハラドキドキで、面白いです。

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著者プロフィール

あさの あつこ
1954年生まれの小説家、児童文学作家。岡山県英田郡美作町(現:美作市)湯郷出身。幼少の頃から本に親しみ、中学の頃から創作日記をつけはじめ、中学2、3年生の頃から作家を志す。青山学院大学文学部入学後、児童文学サークルに入り活動。卒業後小学校の臨時教諭を2年間務め、結婚。日本同人協会「季節風」同人となり、そこに連載した『ほたる館物語』で作家デビュー。
代表作に、1996年から執筆を続ける『バッテリー』。97年野間児童文芸賞受賞、99年『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞、2005年『バッテリー』全6巻で小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。シリーズ1000万部超の大ベストセラーとなり、映画化・アニメ化された。

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