ミヤマ物語 第二部 結界の森へ (角川文庫)

  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041970

作品紹介・あらすじ

死罪を言い渡された母を牢から逃がしたために、兵士から追われ負傷したハギは、ウンヌと異世界が繋がった森で透流に助けられる。透流の家で目覚めたハギは「ヒトはマノモノ」と怯えるが、介抱されるうちに徐々に心を開き自分たちの世界の話を始める……。絶対権力者のミド、厳しい階級社会、「ヒト」は恐ろしい存在で言葉にしただけで口が腐る、と言われていたこと。ミドさまが「マノモノ」から村を守っていると言われている事。そのミドさまの飲み水を汲む母親がわずかな過ちで死罪を言い渡されたこと。「おかかが殺されてしまう。おかかを助けて」ハギの必死の訴えに透流はウンヌの里へ戻ることを決める。自分がハギに出逢うために雲濡にきたことを悟る透流だった……。二人は、目の前に現れた梟の声に導かれて森の奥深くに入っていった。
大人気作家のファンタジー大作、第二部!

感想・レビュー・書評

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  • 助けられたハギは透流と共にウンヌへ母を助けに戻る。「マノモノ」が真実ではない事を知ったハギ、二人は協力してウンヌの世界を変えられぬのか?捕まった透流の運命など次巻へ。

  • 男の子の友情が素敵ー!
    女子にはない感じだわ(笑)

  • もしかしたら、この先に見たこともない世界があって、そこで、自分は必要とされているんだと、考えることができるということ。まさに!
    自分の一存、行動次第で、変えられるものがある。結果が分からないから、慎重に行動しなくてはいけないのに、突っ走ってる主人公の危うさにハラハラドキドキで、面白いです。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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