ミヤマ物語 第三部 偽りの支配者 (3) (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041041987

作品紹介・あらすじ

亡き父の生まれ故郷雲濡で不思議な少年ハギと出会った透流は、異世界「ウンヌ」の存在を知る。そこは白い髪青い肌青い目を持つ人々が住む厳しい階級社会で、絶対統治者のミドが治める世界だった。彼らは外の世界に住む透流たちを「マノモノ」と恐れ忌んでいた。しかし死刑になりそうな母親を透流とともに救いだしたハギは、ミドから間違った世界観を教え込まれていたことを知る。透流は味方になってくれた警備兵カクテたちとミドの屋敷に捕えられてしまう。一方逃げ延びたハギは村に戻り、ミドによって自分たちがだまされていたこと、もっと自由に生きられることを村人に説くのだった。ミドの正体は何者なのか、なぜ透流はウンヌに呼ばれたのか? ファンタジー大作、ついに完結!

感想・レビュー・書評

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  • 主人公二人がウンヌの世界を変えることはわかっていたが、ミドさまの正体には驚いた。そして納得。草代さんがウンヌの世界では若いのが不思議だったし、すっきりしないところもあったが、ハギと透流の成長が嬉しい大団円。

  • それほど分量も多くない3冊でどう着地するのかと思っていたけど、満足の読後感。
    ドキドキさせられて異国感を楽しめて、考えさせられる。さすがあさのあつこさん。

  • 2人のハートが真っ直ぐすぎて眩しい!!

  • まさか、3巻で終わるとは!
    速い展開ですが、それはそれで、だらだら長いよりもいいかな。もったい感じはしすが。

    現状を顧みて、自分から学べる人間がいったいどれだけいるのか。

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著者プロフィール

あさの あつこ:1954(昭和29)年、岡山県生れ。青山学院大学文学部卒業。小学校講師ののち、作家デビュー。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーII』で日本児童文学者協会賞、『バッテリーI~VI』で小学館児童出版文化賞、『たまゆら』で島清恋愛文学賞を受賞。著書は『福音の少年』『No.6』シリーズ、『弥勒の月』『アーセナルにおいでよ』など多数。

「2025年 『あなただけの物語のために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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