さよならがまだ喉につかえていた サクラダリセット4 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 139
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041042083

作品紹介・あらすじ

少女の死から二週間。ケイと春埼は、七坂中学校奉仕クラブに入部する――中学二年の夏の残骸、高校一年の春、そして夏――能力者の街・咲良田に生きる、少年と少女たちを、やわらかに綴る珠玉の短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 2018/4 11冊目(通算63冊目)1~3巻までの話のその後とこれからの巻に続く内容を含む意味合いを持つ短編集。うまい構成だなと思う。読んでいてよかったのは春埼に関する短編の2編と表題のケイに関する短編。春埼に関する短編は傍から見ると春埼とケイは付き合っているように見えるんだなと読んでいて何かニヤニヤしてしまう。春埼の方もケイに対しては好意以上の物を持っているようで何かほのぼのとする。表題のケイに関する短編については、菫を失い悲しいのにどこか泣くことが出来ない喪失感とある女の子との出会いによって、新たな決意をするという点で、本編では悪い意味で達観していて好きになれなかったケイの人間らしいところが見えて読んでいてホッとした。そういう意味では、本編では書ききれなかった、キャラの心情部分が垣間見える短編集だと思った。感想はこんなところです。

  • それが正しいかどうか分からないまま選ぶことなんてしょっちゅうだ。正解に自信があったら選んだ自覚すらないかもしれない。
    その結果の間違いを認めて教訓にし、止まらず進む強さ。見ていて切ないくらい。その覚悟をしっかり感じるから、彼女も揺るがずに信じられるんだろうなあ。

  • 短編集。
    ノノオさんって結構クローズアップされてたんだなぁ…と地味に思いました。
    それにしても友人作りもケイの判断に従うとか…春埼がちょっと気持ち悪い。自分の判断よりも絶対と思えるケイにしたがってた方が楽なんだろうけど… それは人間としてどうなの?と思うレベル。

    最後の恋の話はなんだろう。何かの暗示なんだろうか?

  • シリーズ物のしつこい解説が苦手だったりする。
    「どうやら、リセットしたみたいだね」っていう台詞も無責任な気がしてしまう。
    自分が猫と戯れたかったとして、猫のことを気にも留めなかったとする。でも猫には猫の都合があるんだ。そう考えられる人になりたい。
    アニメを10話ぐらいまで見てしまって、小説との順番の違いに戸惑い、とりあえず本を読み終えようと思う。
    【ビー玉世界とキャアンディレジスト】
    自分を曲げた現実を受け入れられずビー玉の世界に逃避した同級生
    【ある日の春埼さん~お見舞い編】
    風邪をひいたケイの見舞いに行くか逡巡する春埼
    【月の砂を採りに行った少年の話】
    野々尾と白い猫と少年の話
    【ある日の春埼さん~友達作り編】
    ケイに勧められた友達候補・野々尾と友達になる過程

  • 4冊目。話のひとつひとつよりも、そこで語られるささやかな言葉や表現が好きだと思う。もちろん話も好きだけれど。
    2017/6/6

  • 2017/6/1(木曜日)

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    「私の中のなにかが、リセットを使いたくないと考えている」相麻菫が死んで二週間。中学二年の夏の残骸が香る季節。浅井ケイと春埼美空は、能力で人助けをする奉仕クラブに入部するも、春埼は時間を巻き戻す能力・リセットが使えなくなっていた。感情が能力を拒絶する理由を考える春埼は、ふいに理解する「私は、ケイに―」。ケイと春埼が少女の死と自らの感情に向き合う表題作を含む、6つの青春の断片。シリーズ第4弾!

    【キーワード】
    文庫・シリーズ・映画化・青春・ファンタジー

    【映像化情報】
    前篇:2017年3月25日映画化
    後篇:2017年5月13日 映画化
    出演:村周平・黒島結菜 他

    2017年4月アニメ化
    出演:石川界人・花澤香菜 他


    ++++3

  • なんていうか春埼がかわいい。ここまでは微妙なヒロインでしたが、この巻で完全にヒロインになった。

  • これまでのストーリーに関連するサイドストーリーの短篇集になるのかな。
    最後のホワイトパズルは全く別物のようだけど
    あらためてみるとこれはティーン向けなんだなと。
    それにしても、出て来る登場人物はNPCみたいな感情があまりなくコミュニケーションに難がありそうなキャラばかりなのが不気味で、いまだにそれが馴染めない。若い人にはそれが一定の評価を受けているのだろうか?

  • 短編集のようだ。
    《ある日の春埼さん》がほほえましくて大変良い。

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