少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784041042113

作品紹介・あらすじ

改変された咲良田で、ケイは「街に能力が存在する本物の記憶」と「能力が消滅した偽物の記憶」という二つの記憶に直面していた。ケイは今、自らの過去に決着をつける。過去を償い未来を祈る物語、感動のフィナーレ。

感想・レビュー・書評

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  • 作者の言葉の選び方が好きだ。
    ここにきてこの能力が活きるのかと驚く場面も多かった。
    そして、ケイと春崎の想いの強さにもなんだかグッとくるものがあった。

  • アニメで観た時と同じ感想になりますが
    ケイの最後の台詞がとてもお洒落で好き
    エンドロールが流れる

  • 幸せを願うことを、否定したくない。
    諦めて受け入れるのが正しいのだと思い込みたくない。
    ずるくても奇跡的でも、完全なハッピーエンドを求めたい。(78ページ)
    .
    理想には届かなくても、進むことには価値がある。
    世界中のみんなを救いたくて、今はひとりしか救えなかったとして、それが無価値だと考える方が愚かだ。(260ページ)

  • 少しずつ変える未来は。
    隠し持っていた写真があったからこそ、上書きされた記憶を疑えたのだろうな。
    今までに出会った者の能力も覚えていたからこそ、皆の力を借り望む未来を手に入れたのだろ。

  • 続きが気になりすぎて、夜も眠れなかった。
    7冊があっという間だった!

  • ついにシリーズ完結。
    これまで登場した能力はこのために考え出されたのかと思うほど見事な連携プレーでケイの作戦が進行する。
    何が正しくて何が間違っているのかという明確な答えが無い中で、多少の嘘や犠牲を払ってでも自分の信じる道を進むケイの覚悟は強いと思うし、怖いとも思う。
    そんな曖昧な感想が相応しいのじゃないかと思います。

  • 1〜6巻で積み上げてきたものを見事簡潔に導いた。
    ケイの行動が正解とは限らないけれど、きっと正解なんてなくて、、、
    誰かの幸せは誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれないなと考えさせられました。
    読後、温かい気持ちになれる作品でした。

  • 完結。
    映画化されているとは知らなかった。しかも黒島 結菜ちゃん(アシガール好き!)。探さねば。

  • 5

  • 河野裕の少年と少女と、正しさを巡る物語を読みました。

    咲良田を舞台にしたSF、サクラダリセットの最終巻でした。
    浅井ケイは咲良田の超能力をもつ人たちの能力を残すことを選択します。
    そのために、友人となった能力者たちと協力して能力を消し去ろうとする浦地の説得を試みます。

    一つ一つはささやかな友人たちの能力をコンボとして組み合わせて目的を達成してい描写が面白い。
    物語は完結していないのですが、浅井ケイや春﨑美空たちのまっすぐな行動が感動的でした。
    若いっていいな、と思ったのでした。

  • 2018/4 14冊目(通算66冊目)。シリーズ最終巻。結果的には「大団円」という形で話が終わるので自分的には満足。ただ、この作品のキモは「話の伏線」だと思う。すべてのキャラの出番に意味があり、一度話が終わってからも何らかの形で話に絡んでくる。大げさではあるけれど、非常に話が計算された作品であるといえると思う。その点ではすべてを理解できずに読み終わってしまった自分に対して残念な気分になる。今このアニメも同時に見ているが、その残念な点はアニメを見て補完したいと思う。感想はこんなところです

  • 「春埼美空は泣いているひとを見たときリセットする」
    この伏線回収が美しすぎた
    一言で言えば…めちゃくちゃおもしろかった!!!!!!!!

  • とうとう終わってしまった。来週DVDが出るから、とてもいいタイミング。
    シリーズすべてを読み終えて、この話にはまって受け入れられる人と、そうでない人両極端にわかれるだろうと思った。
    どうしようもなくわがままで、それでもそれは自分のためではなく人のためでしかない。フィクションの中の感情はこんなにも美しいのに、それを現実に反映させるのはとても難しい。

  • 最終巻。ちりばめられていた暗喩や隠喩が全巻をとおして答えをもらったような気がする。綺麗なものを探していたお話なんだろう。何が正しいのかということは難しいけれど、せめて考えることはやめないでいたいと思う。
    2017/10/6

  • ケイは理想論ばかりで僕は浦地さんの意見に賛成だった
    能力がある人ばかりが出てきたけど能力のない人はどう思ってるのか
    やっぱり不公平だと思ってるに違いない
    能力の有無に関わらずケイは咲良田の人を幸せにできるのだろうか

    相麻はどうして春崎とケイを会わせたのだろう
    失恋してしまうことはわかっていただろうに
    その気になればケイが相麻を好きになる道もあったに違いない
    春崎といるケイのほうが幸せそうだったのかな
    もし相麻とケイの性別が逆だったらケイは憧れの相麻を簡単に好きになったのではないか
    もしくは相麻が年上だったら
    憧れは簡単に恋心になるだろうに

    もし僕がまだ十代だったらこの作品は僕の人生観に影響しただろう
    以前の僕なら内容がとても刺さっていただろう
    でも今は大人になってしまったからそこまで響かなかった

    たくさんの若い読者に読んでもらいたい

  • よく練られていてきれいに終わっている。しかし、疲れた。

  • 最高に優しい物語だった。   
    やっぱ相麻菫が大好きだ。   
    そして春埼美空が好きだ。   
    主人公頑張った。めちゃくちゃ頑張った。  
    咲良田オールスターズが頑張った。    
    キャラクターに恵まれた良い小説だった。   
    相麻菫と春埼美空のダブルヒロイン最高だ。   

    面白かった。

  • キットカット買いに行こう。

  • かなり強引な感じはするものの、とりあえずは決着。しかしこの7巻までの流れを全て計算した上で書いてるんだとしたら、すごいな。
    しかし小説しては面白いけど、ケイを含め河野裕作品の主人公とは友達になれそうもないな。

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著者プロフィール

徳島県出身。2009年に『サクラダリセット CAT,GHOST and REVOLUTION SUNDAY』で、角川スニーカー文庫よりデビュー。若者を中心に人気を博し、シリーズは7冊を数える。他著作に「つれづれ、北野坂探偵舎」シリーズ(角川文庫)、『いなくなれ、群青』(新潮文庫)に始まる「階段島」シリーズなどがある。

「2023年 『昨日星を探した言い訳』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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