貞子VS伽椰子 (角川ホラー文庫)

著者 :
制作 : 白石 晃士 
  • KADOKAWA/角川書店
3.50
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本棚登録 : 28
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041042151

作品紹介・あらすじ

ホラー史上最恐のヒロイン対決、ついに実現。

ホラー映画の主演を依頼された劇団員の恵子。しかし、監督が不審死、恵子は居合わせたフリーライター・小堺と共に、現場にあった「呪いのビデオ」を観てしまう。二人は貞子に呪い殺される前に、入れば伽椰子に捕まり二度と戻れなくなるという「呑む家」への侵入を決意。呪いの相殺を狙い、その顛末をドキュメンタリーとして映像に記録することに。撮影当日、クルーが次々と姿を消していく中、ついに貞子と伽椰子が姿を現わし……。

ホラーの歴史を変える最恐対決が幕を開ける!
小説版オリジナルストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • リングや呪怨の無理矢理な続編と期待薄で読んだが、意外と満足した。最期はくだらなかったが。登場からずいぶんたっているが、彼女たちの偉大さを讃えたい。

  • 表紙詐欺じゃないかっていう感じ。オリジナルです。ノベライズじゃない。
    なかなか性格がきつい奴らしかいないんですけど、それでもこれはこれで面白い。ただ、主人公はなんていうか、なんでそんな周りしか居なかったの?って思いますよね。巻き込まれた経緯からすると。
    いやでも、貞子さんと伽椰子さんの戦いは非常に待ち焦がれていたものがあったっていうか、そのために犠牲になる人はある程度しょうがないというか、ホラーって書いてあるけれど、前半ホラー後半貞子と伽椰子によるアクションくらいの感覚で見るのが無難かなって。でも笑わせてくるのは卑怯。
    映画のノベライズが観たいのなら、小学館ジュニア文庫を買うことをお勧めします。

  • 観る前からもうギャグ路線に走るしかないタイトルだとわかる貞子VS伽椰子。

    どうやって戦わせるかが大前提なので、貞子の呪いからの解除方法を探るあたりでピンとくるエンディング。
    その前提のため、巻きで入るホラーのテンポの良さがいい。
    貞子も伽椰子も、ビデオ登場or家侵入からの登場・行動が早い。

    それぞれが出会うまでのホラーは程よいホラーだったが、出会った瞬間から笑いが出てきて困った。
    激突シーンは映画館で周囲が叫び声漏らすなかつい失笑。
    叫ぶシーンかここ?

    最期はもちろんホラーの定番。
    さやこかな。
    かだこかな。
    自縛を解き放たれた伽椰子というべきか。

    面白かった。

  • ホラーだし、黒史郎さんの書きぶりで、怖いには怖いんだけど……このオチは、笑うべきところなのかしら?(。。;) これは映画とは違うストーリーだと聞いたので、映画のほうもちょっと気になってきました。う~ん。やっぱ怖いんだけど……大怪獣対決みたいな大味さも……。(。。;)

  • 映画を見てきました。

    恥ずかしながら今まで呪怨を一度も見たことなく、
    友達に誘われるまで伽椰子という地縛霊=呪怨だと知りませんでした。

    貞子と伽椰子が戦うってなんだろう。と思ったけれど、貞子と伽椰子の呪いを同時に受けさせて相殺させようなんて発想、新しい!
    ジャパニーズホラーをほとんど見たことない(しかもリングも呪怨の内容もほとんど知らない)私からすると、純粋に最後の対決までは怖かったです。

    今まではジャパニーズホラーをほとんど敬遠していたけれど、リングと呪怨そして貞子と伽椰子がなぜ根強い人気を誇るのか、「貞子VS伽椰子」を見てわかったような気がします。二人にはカリスマ性を感じる!
    もちろん俊雄もめちゃめちゃ愛らしい。。
    「貞子VS伽椰子」では、直接対決をメインに書かれているのでそれぞれの今に至る経緯はわかりませんが、とても気になったのでこれからほかの作品も見てみようと思います。
    映画に誘ってくれた友達に感謝!

  • 失礼ながら、ネタ映画のノベライズだし…と思い読み始めたら良い意味で裏切られた。ちゃんとホラー、ちゃんと怖かった。特に、2大ホラーヒロインwの真骨頂「とりあえず呪われる理不尽さ」と、死に方の惨さが良かった。
    と思っていたのも束の間、ラストの、もう何もかもを吹っ切った爆発力!!お腹がよじれるほど笑った。
    ただし、呪怨親子はともかく、貞子は原作小説とは完全に切り離して考えないと厳しい…って、もうそんなことは当たり前か…
    あまり期待をしていなかった反動か、恐怖と笑いでかなり楽しめた。映画も楽しみ。

  • 呪いのビデオを見てしまった女優の卵と、ホラー専門のフリーライター。
    最悪の貞子の呪いに、同レベルの伽倻子の呪いをぶつけたら、呪いが相殺されて生き延びられるのでは?と考え、伽倻子の家で、呪いのビデオを観る事にした一行。
    壮絶なキャットファイトの行方は…。
    でしょうねぇ、という結末。

    全体的に、ホラー色は弱く、ちょくちょく挟まれる笑いのポイントが面白かったです。
    呪いのビデオを真剣に観てしまう敏雄とか、女二人のキャットファイトに飽きて、壁に血で猫の絵を描きだしてしまう敏雄とか。

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著者プロフィール

1974生まれ。2006年「夜は一緒に散歩しよ」で第1回『幽』怪談文学賞長編部門大賞を受賞しデビュー。主な小説作品に「幽霊詐欺師ミチヲ」シリーズ、「怪談撲滅委員会」シリーズ、『未完少女ラヴクラフト』『ラブ@メール』『いちろ少年奇譚』『童提灯』等がある。

「2016年 『貞子VS伽椰子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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