水木しげるの異界探訪記

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 33
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041042168

作品紹介・あらすじ

水木サンはどこから来たのか――。古代霊と目玉の親父の導きで、武良家の先祖をめぐり隠岐から鎌倉時代へ境港から戦国時代・古代出雲へと旅する中で明らかになる、水木しげると日本人の“源流”。

感想・レビュー・書評

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  • 水木サンはどこから来たのか――。古代霊と目玉の親父の導きで、武良家の先祖をめぐり隠岐から鎌倉時代へ境港から戦国時代・古代出雲へと旅する中で明らかになる、水木しげると日本人の“源流"。(アマゾン紹介文)

    まさかここまで個人的な旅行記とは思わなんだ。
    後半に入って出雲神話を取り上げているけど、こちらをメインに据えてほしかったなぁ。

  • 「怪」に連載されていた水木先生のルーツを辿る旅。水木サンや編集長、京極先生も登場し、戦国や古代出雲、南方パプアニューギニアへ。興味はあるが難しくて中々読めない古代神話も、水木先生の漫画ならいつも楽しめます。先生は今ごろどの辺りを旅していらっしゃるんでしょうかね〜。

  • 個人的には少し読みづらかったナリ。
    フィクション?ノンフィクション?不思議な話ではありますが、展開に着いていくまでに少し慣れが必要でした。
    主人公が体験して、その上で考えて、その感想を述べている、だけっちゃだけ、起承転結やお話としての展開や楽しさは、あまり感じられなかったナリ。
    水木しげる作品が初めてだったので、慣れてないだけなのかも。。。

  • 夢に出て来た古代青年に誘われ時空を駆け抜けて自らのルーツを辿る旅をするスペシャルな企画。水木サンの本だからハズレなし…の筈なのだが昨年末から百鬼夜行が如きの追悼本ラッシュで内容が被るものも増えて来ていてごく稀に当たらないもの(ハズレとは書けない)にも巡り会うようになってきたようだ、ごめんなさい。
    と不敬な発言をしてしまったが丁寧な仕事と疑問が湧くとあのお年でも(失礼!)現地まで赴くこだわりは水木サンならではのクオリティ。
    あちらでもカメラ片手に八面六臂の大活躍をされてるんでしょうね、きっと

  • 水木さんにとって、出雲や隠岐の歴史や、オオクニヌシの伝説をたどるのは、自らのルーツをたどることでもあるのね。

    神出鬼没の京極先生。

  • 水木先生の生まれ故郷である出雲にまつわるお話。
    惜しい人を亡くしました。

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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