教室の灯りは謎の色

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 63
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041042304

作品紹介・あらすじ

塾には通いながらも不登校を続ける、高校生の遥。遥には母親が教師をしている学校へ行けない理由があった。ある日、塾の近くのレンタルショップで事件が起き、遥は犯人だと疑われる。窮地を救ってくれたのは、居合わせた塾講師の黒澤だった。寡黙ながら救いの手を差し伸べてくれる黒澤に、遥の心は少しずつ解きほぐされていく。レンタルショップの事件は、遥が不登校になるきっかけとなった出来事にもつながっていき、やがて、黒澤の言葉が彼女の世界を変える――。

感想・レビュー・書評

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  • 高校じゃなく塾が舞台ってのがいいね。
    学校のセンセイと塾講師とでは生徒との距離感が微妙に違うし、ある意味、お互いに責任や義務がない分、謎解きもさらりとしていて読みやすい。
    一つ一つの謎自体には水生さんならではの毒気があって、それが「さらり」のなかでピリッと効いている。

  • 男性教師と女子高生という好みの組み合わせが出てくるとのことで、迷わず手に取った一冊。
    主人公は不登校気味だが塾には通っている遥。そこに務めている英語教師・黒澤は、クールで、物事の本質をよく見抜き、上っ面だけではない言葉を生徒に掛ける。
    この二人がパートナーとなり、塾やその雌雄編で起きる事件を解決していく。
    冒頭で起こった「レンタルビデオ店でのイタズラ」事件では、遥が中学時代に巻き込まれたいじめが絡んでいた。
    事件は解決したが、遥はこの件を機に高校をやめ、高卒認定試験を目指して塾で勉強をする道を選ぶ。
    塾内で起きたお金の消失事件や、生徒閉じ込め事件などを黒澤が解き明かし、遥は黒澤に惹かれる。
    だが冒頭のいじめの件は最後まで遥を悩ませる。
    事件一つ一つは小さいものの、何だか気持ち悪い悪意や切ない気持ちが動機になっていたりと、なかなか読みごたえがありました。
    黒澤と遥が、最後まで恋愛的にはほとんど進歩しないんだけどそれがイイ。

  • 軽い謎解き5作。塾講師と女子高生が身の回りの謎を解決していく。 2018.7.16

  • 5話からなる「謎解き」短編集。 
    訳ありエンカレッジ生の女子と学習塾講師が塾で起こる事件の謎解きに挑みます。 
    主人公の女子、事件の当事者だったり巻き込まれたりするのですがどうも考えが軽い(笑) 
    ま、10代前半はそんなものか・・・。 その軽さゆえ本書が本格的なイヤミスにならずに済んでいるのかも。 
    第3話「彼の憂鬱、彼の選択」が良かったかな 生臭くって

  • この人の本は初めて読んだけど、
    読みやすかった。
    学生の青春小説かなーと思ったら
    ちょっとしたミステリーでした。
    挿し絵とかあったら萌えただろうなぁ(笑)
    黒澤先生がどんな感じなのか気になる(*´∀`)

    また別の本も読んでみようかな、と思いました。

  • もうひとつかな。

  • 塾が舞台なのが新しくていいけど、恋愛がもう少し入ってて欲しかったな~
    途中であきちゃった

  • 塾を舞台にした謎解き。

  • う〜〜〜ん。。。

  • 【収録作品】水中トーチライト/消せない火/彼の憂鬱、彼の選択/罪のにおいは/この手に灯りを 
     不登校中の女子高生・遥が出会うさまざまな事件。等身大の高校生の姿が痛い。事件は解決しても、関わった人間たちの生活は続いていく。主人公のあっけらかんとした性格のおかげで読みやすいが、重たい気分が残る。

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著者プロフィール

三重県生まれ、愛知県在住。2008年『少女たちの羅針盤』で、島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しデビュー。同作は2011年に映画化もされ、話題を呼んだ。2014年「五度目の春のヒヨコ」が第67回推理作家協会賞(短編部門)の候補になる。他の著作に『夢玄館へようこそ』『熱望』『ランチ合コン探偵』『消えない夏に僕らはいる』『君と過ごした嘘つきの秋』『冷たい手』『運命は嘘をつく』など著作多数。

「2016年 『教室の灯りは謎の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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