人魚は愛を謳う ~ドラゴンギルド~ (角川ルビー文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2016年4月28日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041043035
作品紹介・あらすじ
竜を束ねる竜結社で目覚めた半人魚のメルヴィネは、記憶を失っていた。だが、初対面のはずの美貌の水竜・サロメはなぜか自分に執着し、執拗に側に置こうとしてくる。傷を負ったメルヴィネを治療と称して何度も組み敷いてくるサロメ。甘い巣に囲われる日々のなか、竜結社に猟奇的事件の調査依頼が来た。その手伝いをきっかけに、メルヴィネは自身の使命を思い出す。それは“サロメをこの手で殺める”ことで…。孤高の水竜×記憶喪失の人魚の運命的恋愛譚!
感想・レビュー・書評
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一、二冊目と、設定をあれこれ詰め込みながらコンパクトにまとめてみせた流れは健在。人魚の生態やとりまく環境に、殺伐としたグロさがあるところも面白い。だけど、今回は一作目の受と似たタイプの主人公だったせいか、展開が似通ったものになっていて盛り上がりにかけた。あと記憶喪失は必要だったのかな。記憶を失ったがゆえの葛藤は感じられずに残念。
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