- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041043264
作品紹介・あらすじ
第6巻では2015年度放送の第29~30回、第32~35回の松山、道後温泉、沖縄、熊本での内容を収録。
街の成り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。
本編では語り切れなかったエピソードや、ロケの撮影風景の特別写真、街歩きに便利な地図などを多数収録。
散歩に、旅のお供に欠かせない一冊です。
<主な内容>
第1章 松山
四国一の街・松山はどうできた? 江戸時代の土木工事/商業の中心地だった”湊町”/もうひとつの”港町”
第2章 道後温泉
道後100万人の湯はどうできた? 歴史は縄文時代から!?/”奇跡の地形”が道後温泉を生み出した/明治時代の集客作戦
第3章 沖縄
王都・首里はサンゴでできている? 首里城はサンゴでできていた!?/琉球文化と伝統が今も息づく首里の街を歩く/王家の湧水
那覇は2つある!? オールド那覇/港町の繁栄/ニュー那覇
第4章 熊本
熊本城は”やりすぎ城”? 熊本城に見る”やりすぎ”の守り/古町と新町/街道の仕掛け
”火の国”熊本は”水の国”? 水が湧く理由/城下町の治水/鼻ぐり井手
感想・レビュー・書評
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「ブラタモリ」二冊目は、「松山道後温泉、沖縄、熊本」。
道後温泉は一度入ったことがありますが、成り立ち、歴史については無知だったので、とても勉強になりました。またあの温泉に入りたいなぁ。
沖縄編では、なぜ沖縄の城壁が真っ直ぐではないのか、国際通りの成り立ちなど知らなかった事を沢山知る事ができました。
熊本は「火の国」として有名ですが、実は
「水の国」だった。加藤清正は勇猛ではなく心配性だった。等大変勉強になりました。
この本を読んでから、旅行に行くとより旅行を楽しめるような気がします。旅行に行きたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第6巻は松山、沖縄、熊本。
6冊目にして、初めて、どこにも行ったことがない地域だった。行ったことはないが、熊本だけ、唯一仕事で扱ったことがあり、しかも熊本の震災で被害が出る直前に訪れていたことに、少しだけ感傷的になった。
私が送客したのは、その前年。今でも必死に復興しているのだと思うと、地元の人たちの熱い思いを感じずにはいられない。その後の九州を襲った天災の数々を含め、心から被災地の1日でも早い復興を願う。 -
2階集密 : 290.9/NHK/6 : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410163141
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●松山城の東側に土手がある。石手川が氾濫の多い川だったので、洪水を止めようと土手が作られた。
●石手川の上流岩堰と呼ばれる地域。川底が浅いと氾濫するので、川底を掘って深くする。ノミで川底の岩盤を掘り下げた。掘り起こし大縮図を1を持っていくと、同僚の米をもらえたそうです。一年ほどで長さ200メーター。
●湊町。水路は港につながっている。
● 三津の町屋後。間口10メーターで奥行き60メートルの家もある。藩主が参勤交代をする際の玄関口と言う役割もあった。
●明治時代にはいち早く鉄道が敷設されている。全国で2番目にできた私鉄。
●住吉に大正時代に建てられた洋風の建物。旧濱田医院。 -
なるほど~旅に出て、街に興味が出て、この本読んでいろいろ学んで・・・いい流れができた。こんな楽しみ方があったんだ~
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NHK「ブラタモリ」制作班監修『ブラタモリ6:松山道語温泉、沖縄、熊本』(KADOKAWA)
2016.12発行
2018.4.8読了
愛媛出身の人と知り合いになり、そういえば四国で唯一愛媛に行ったことがないことに気づく。松山は四国最大の都市というが関西からも遠く、不思議に思っていたが、本を読んで納得。江戸時代、松山城の築城と共に城下町が整備され、人が住みやすい環境になったこと。古来より海運水運の要所であった三津を要し、伊予絣等の特産品のおかげで、各地から商人達がやってきて問屋街を形成したこと。そして道後温泉の観光地化に尽力した伊佐庭如矢(いさにわゆきや)。水路から陸路の時代になった現代でも、四国一の人口を擁する松山は先人たちの努力の賜物だった。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/027769123 -
確実に子どもが地理好きになるブラタモリシリーズ。
沖縄を読みたくて図書館で借りたが、思いの外、松山が面白かった。洪水対策で、手で川を掘るだなんて・・・ -
松山城と洪水対策、火山性ではない道後温泉。松山散歩気分が盛りあがる。
#松山旅行本 -
本当は動画で観たいですが、せめて書籍版で。
松山に熊本、そして沖縄、どこも行ったことがなく(熊本は2度ほど行きましたが観光はしておらず)、一度ゆっくりと訪れてみたいものです。