喜連川の風 江戸出府 (角川文庫)

著者 : 稲葉稔
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年7月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041043646

作品紹介

石高はわずか五千石だが、家格は十万石。日本一小さな大名家が治める喜連川藩では、名家ゆえの騒動が次々に巻き起こる。家格と藩を守るため、藩の中間管理職にして唯心一刀流の達人・天野一角が奔走する!

喜連川の風 江戸出府 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 何もかも異例づくしの小国、喜連川藩。
    飢饉に喘ぎ、江戸に出向き大藩に借金を申し込む。
    さて、借りられるか? がテーマ。
    が、トラブル、事件、が次々起きて物語はどんどん膨らんでいく。
    これがページをめくらせる。
    池井戸潤の時代小説版の趣き。
    読後の爽快感も合わせて、痛快な時代小説だ。

  • 時代小説というフォーマットを借りた
    中間管理職が主人公のサラリーマン小説。

    上からは無理難題を押し付けられ、
    下からは突き上げられ、という
    中間管理職の悲哀が何とも言えない。

    喜連川藩という舞台設定が特殊で
    そこが通り一遍の時代小説とはまた一味違っていて
    なかなか面白い。

  • 喜連川藩が、実際にあった藩とは思わなかった。
    現在の栃木県さくら市喜連川地区に実在した藩で、本で、記されたように石高5000石しかない藩であった。
    足利尊氏の次男が、祖になっているので特別扱いで、御所様・公方様と、呼ばれており、他の石高の高い大名よりも、別格扱いであった。
    しかし、やはり、小さな土地でさえ、君臨するには、石高が、少なすぎる。
    名君に使える家臣は、飢饉で、不満の村人たちに、主君からの使命の1万両を借金をどのようのにして獲得するか?
    天野一角が、投獄されても、自分の案をさしだしたものは、、、
    経済、政治で、改革をしていかねばならない小藩でありながら、名門の地位に居る名君の無理難題をどう切り抜けていくかが、現在の社会にも通じるものがあった。

  • 2016年7月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ1作め。小さな所帯の喜連川藩で起こる騒動を興味深く書いてあり、楽しめました。続きが楽しみです。

  • シリーズ第一弾
    かなり特殊な藩喜連川藩の中間管理職天野一角の活躍?
    名君が故、問題もある主君に仕え、色々な事件を通して経験を!

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