喜連川の風 忠義の架橋 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041043745

作品紹介・あらすじ

天野一角に橋建造の無理難題。金も人も時間もない!

愚かな家老、許すまじ!


文芸評論家 末國善己氏、絶賛!
「知恵と誠実さで苦難を乗り越える展開が痛快で、勇気と希望がもらえる」

石高はわずか五千石だが家格は十万石。
清和源氏の流れを汲む名家で参勤交代も免除の特別扱いだが、所領は狭く財政は厳しい――。
そんな喜連川藩の中間管理職・天野一角は突然、一月で川普請と橋の建造をせよと命じられる
。藩主に指示された家老が、丸投げしたのだ。
金も人手も足りず奔走する一角。
だが領内に現れた賊の探索にも駆り出される。
果たして一角は次々に降りかかる難題を解決できるか?
大好評シリーズ第2弾!

感想・レビュー・書評

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  • 主役は天野一角
    武芸達人にして会社の主任クラス
    仕事が全部集まってくる
    なぜか、普請役でもないのに他藩の橋を架けなおすハメに

  • 第二弾
    隣藩に依頼された橋の建造と川普請、上役から廻し廻され押し付けられた役目
    同役にいたぶられる下士を助け、押込強盗を捕縛し、百姓にも感謝、藩主にも信頼され、テレビで見る「スッキリ!」
    ハッピーな終わり

  • 意地悪い上司によって期限を縮められた橋の普請。
    不慣れな仕事に手探りで挑む一角。
    重なるトラブルに苛まれながらも、前に進む。
    悩みのタネは今も昔も同じ。
    一角の一本気な心意気のみが真っ直ぐに貫かれる。
    爽快感の増したシリーズ二作目。

  • 2016年10月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ2作め。今回の一角の活躍もヤキモキハラハラドキドキでした。大団円で、終わって良かったです。

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著者プロフィール

1955年、熊本県生まれ。脚本家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。人気シリーズに「隠密船頭」(光文社時代小説文庫)、「浪人奉行」(双葉文庫)、「武士の流儀」(文春文庫)などがある。

「2023年 『大河の剣(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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