多重人格探偵サイコ (24) (カドカワコミックス・エース)

制作 : 大塚 英志 
  • KADOKAWA/角川書店
3.40
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本棚登録 : 227
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044117

作品紹介・あらすじ

心と魂を次々と飲み込み焼きつくす坩堝のような若女のインナーワールドから、最後に戻って来たのは誰か? 本当の自分を探す長き闘いに、今、静かに幕が下りる…。大ヒットショッキング・サスペンス、感動の最終巻!

感想・レビュー・書評

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  • 見つめ合うと人格を転移/交換できるバーコードアイだけが印象的。精神医療とか脳科学の観点から多重人格についての考察があるのかと思ったが、そんなものは毛頭なく、とんでもSF的な物語だった。最終巻まで読んだ自分自身の人格に疑いを向けることが『多重人格探偵サイコ』への最適解なのかもしれない。

  • 続けすぎたことと、終わりかたで、やはり総合点は低くなってしまう…
    でも、画、序盤は好きでした!

  •  Booklive!にて、カドカワキャンペーンをしていたもので、今更ながら、なぜか、ドカッと買い込んでしまいました。
     10巻くらいから集めなくなって、立ち読みで終わらせるようになって、果てには漫画喫茶で読み終えるくらいになりました、そのくらいにだんだん薄れていたので、中身もだいぶうろ覚え。
     気づいたら完結していたようで、あぁ、確か、10年かそこら、だいぶ長かったなぁ、と。

     イソノマチがいて、笹山徹がいて、西園てとらがいて、……。
     みんな、どこに行ったんだろう、そんな風に思っているうちに、気づけば、物語は進み、てとらが死にそうになって、マチが上半身だけでぶっ倒れていて、笹山徹がオロオロしていて、なんというか、グダグダでぐしゃぐしゃで、でもそれがこのサイコという物語だったなァなんて思いました。

     何十年もの集大成、どうやら、雨宮一彦と笹山徹は生き残り、そのまま、生きていくようです。
     ただただ、分離した、ただの人格、されど人格、と言うことで、雨宮一彦は、生き続けることになりました。
     西園てとらのカラダで。
     劇中にもありましたが、逆浦島太郎と言ったトコロで、彼は、若い体を手にして、記憶はそのままに、生き続けるのです。
     笹山徹だけが傍観者で、多重人格者でもなく、ただの一般人だとしてーー多少の熱血漢と正義を人一倍持ったただの一般人として、生きていく。
     …………。
     とても壮大な、ひとりの、人間であって人間でない存在を生かすための、物語でした。
     えらい長く続いてしまった感覚はあれど、まあ、キチンと(とまで言えなくもない気はしますが)終わって、良かったなァ、という感じです。
     この物語の八割くらいは、西園伸二の功績であると個人的には思っているので、ウン、西園伸二が死んだ時点で物語が終わっていれば、もう少し綺麗だったかなァ、なんて。

    ▼▼めも▼▼
    ・連載は19年続いた
    ・田島昭宇さんは2016年8月くらいに離婚
    ・大塚さんが書いたシナリオでは、雨宮一彦は死ぬ予定だった。
    ・笹山徹が主人公となり、彼も最後には多重人格者となってしまう、というラストだった、らしい。
    ・そのため、大塚さんは後半くらいから多重人格探偵サイコにまったく関わらなくなったしまった
    ・11巻くらいから田島昭宇さんの物語へ
    https://cakes.mu/posts/14535

  • 正直言うとグロイのは1巻だけである。そういえばラスボスが「この人」ってありそうでなかったかも知れない。

  • いよいよってよりは、やっと完結。でも結局、何だかよく分からんままだった(苦笑)。初っ端の1巻が衝撃的で、そのスリル欲しさに読み続けたは良いけど、気付いたら意味不明な方向へと話は進み、最後はただの惰性でした、って感じ。読み直してまで理解したいとは思わんし、売りだな。

  • 先に結論を言うと弖虎と美和が好きなのでこの2人がいるだけでスキ作品。何?ジェラってんの?とか制服とか眼鏡とか美和ちゃんはあの茶目っ気がかわいい。そして美和ちゃんはシスコンだからこそいいんだ。お姉ちゃん大好きーなのがいいんだ。雨宮くん取り込んでお姉ちゃんに愛される的思考なあの愛情…女子高生それだけのためにハイジャック起こすんだぜ最高だろ…。シンプルなワンピースこそ似合う女の子は限られる…似合うというか馴染むかんじのな…。

    雨宮くんは読めない男だ…でもやさしいのはみんなわかってるとかそういういい人。心広すぎの。うーん…天使?裏ヒロインというか真ヒロイン? 磨知ちゃんはそれを支えにしてるシスター的な?美和ちゃんと話してる雨宮くんは磨知ちゃんへの贖罪ぽい意識をちょっと持っててくれてたらうれしい。美和ちゃん弖虎に限らず皆が雨宮くんにやさしいのは雨宮くんがみんなにやさしいからだよということをおもいましたまる。あと西園伸二はほんと毎回反則的にカッコいいよあにき~あとの怒涛の展開は…ドラゴンボールとコードギアスおもいだして(俗物)ちょっとぽかんとした。でも私はキャラで読むんだよ…弖虎と美和が生まれた作品というだけでぼかあ満足だよ…あと伸二のかっこよさはよ…。

    私的にはやっぱりり雨宮くんの対は西園伸二がいいなー。対で役割分担できそうなというかうまく機能しそうな感じが…。美和ちゃんと弖虎は姉弟…どんな関係性でも馴染むみたいなつながって存在してるみたいなスペア同士というかお互いにお互いあたまおかしいおもしろいと思ってるみたいなそういうのがいい。

  • 第1巻を見たのは何年前だろう?大学生の時か?少しグロさも有りながらも、不思議さ格好良さを感じ、集め始める。人格転移や集団催眠、出てくるキャラクターも濃く新しい巻が出るのが楽しかった。

    が若女モノストーンが出てくる少し前から、心が離れてしまい、それまで集めていた本をブックオフに売りに行った。20冊近く有ったのに、200円にもならず、少し迷ったがそれでもいいやと売ってしまった。たまに実家に置いとけば良かったかなと思う。

    最後の方はもう何がなんだかで、ようやく終わったねと言う感じ。終わり方と言うか終わりに向けた話の進め方みたいな物は残念感。でも今までお疲れさまでした。

  • お疲れ様でした。長い時間をかけて収束した物語の終わりに触れるのは、なんだかほっとすると同時に非常に悲しくなります(これは物語の終わり方に対する感想ではありませんが)。

    「生きなきゃならない」ずっしり重く響く言葉でした。

    とりあえずもう一度読み返したいです。以下うらんちゃんについての感想です。
    うらんちゃんが再登場してくれて本当に嬉しかったというのは真っ先に感じました。笹山関係の登場人物がほとんど死んでしまっていたので、うらんちゃんも死ぬんじゃないかとひやひやしていました。特にツトム初登場のシーンはもはやフラグかと思っていました。ああこの母親と幼い弟を残して彼女は……と悲しい気持ちになっていた頃が懐かしい。生きていてくてれ嬉しいようらんちゃん。

  • 終わったー!正直このシリーズは終わらせるつもりないんじゃないかと思ってましたよ。とりあえず1巻から読み直してみますか。

  • 最終巻!
    最後のオッサン誰だっけ?

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