流星茶房物語 龍は天に恋を願う (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA/角川書店 (2016年8月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041044353
作品紹介・あらすじ
「あなたの淹れる茶で、皇帝を癒やしてほしい」歴代の皇帝を支え国を守った伝説の茶師・茗聖を目指す新米茶師の楓花。ある日突然やってきた文官・奨文に連れられやって来たのは……皇帝の寝所!? 「俺が皇帝であることを忘れろ。俺も忘れる。あなたといるときだけは」宮廷に渦巻く陰謀と裏切りに心を閉ざした皇帝・煌慶の力になりたい。決意した楓花の挑戦が始まる――。冷酷な皇帝と新米茶師の中華風ラブ・ファンタジー、開幕!
感想・レビュー・書評
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自信が持てず、王座を狙う叔父に翻弄される若き皇帝を、お茶の力で癒し、隣国との交渉でも、茶を入れることで貢献する茶師の楓花。お決まりの恋愛要素も入って来るけど、なかなか面白い。伝説の茶師の茗聖を目指す楓花だが、入れる茶が無茶苦茶美味しそうだ。飲んでみたい。
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天涯孤独となってしまった主人公の師匠が営む茶房。
そこにやってきたの人物の願いで連れてこられた所は
思いも寄らぬ場所と人!
負けん気が強い、というのもあるでしょうが
自分のやるべき事を成す、と芯が入った主人公。
そしてヒーローに対して…いや、ヒーロー自体も
なかなかに面白い状態です。
見ていてにやにやしてきます。
佳境はやってきた王太子、でしょうか。
そして王太子の言う事もごもっとも。
血がつながっているというのは、時にはものすごく
面倒しか引き起こしません。
頑張れ、としか言いようがないです。
とはいえ、ヒーローは信じられる人、が増えたわけで。
いやでも主人公の地位をどうするつもりなのか。
このままだと…ですし。 -
恋と仕事とのバランスが上手く取れていて、綺麗に纏まってます。
頑張り屋の主人公も良い感じ。