流星茶房物語 龍は天に恋を願う (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 47
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044353

作品紹介・あらすじ

「あなたの淹れる茶で、皇帝を癒やしてほしい」歴代の皇帝を支え国を守った伝説の茶師・茗聖を目指す新米茶師の楓花。ある日突然やってきた文官・奨文に連れられやって来たのは……皇帝の寝所!? 「俺が皇帝であることを忘れろ。俺も忘れる。あなたといるときだけは」宮廷に渦巻く陰謀と裏切りに心を閉ざした皇帝・煌慶の力になりたい。決意した楓花の挑戦が始まる――。冷酷な皇帝と新米茶師の中華風ラブ・ファンタジー、開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 自信が持てず、王座を狙う叔父に翻弄される若き皇帝を、お茶の力で癒し、隣国との交渉でも、茶を入れることで貢献する茶師の楓花。お決まりの恋愛要素も入って来るけど、なかなか面白い。伝説の茶師の茗聖を目指す楓花だが、入れる茶が無茶苦茶美味しそうだ。飲んでみたい。

  • 天涯孤独となってしまった主人公の師匠が営む茶房。
    そこにやってきたの人物の願いで連れてこられた所は
    思いも寄らぬ場所と人!

    負けん気が強い、というのもあるでしょうが
    自分のやるべき事を成す、と芯が入った主人公。
    そしてヒーローに対して…いや、ヒーロー自体も
    なかなかに面白い状態です。
    見ていてにやにやしてきます。

    佳境はやってきた王太子、でしょうか。
    そして王太子の言う事もごもっとも。
    血がつながっているというのは、時にはものすごく
    面倒しか引き起こしません。
    頑張れ、としか言いようがないです。
    とはいえ、ヒーローは信じられる人、が増えたわけで。
    いやでも主人公の地位をどうするつもりなのか。
    このままだと…ですし。

  • 恋と仕事とのバランスが上手く取れていて、綺麗に纏まってます。
    頑張り屋の主人公も良い感じ。

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著者プロフィール

北海道出身。第12回角川ビーンズ文庫小説大賞《読者賞》を受賞。「ニーナと精霊の扉」(受賞作改題改稿)にてデビュー。

「2018年 『男装令嬢とふぞろいの主たち2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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