真実の瞬間 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044582

作品紹介・あらすじ

ハネムーンから戻った伸子は、突然、父親から20年前の殺人を告白される。果して、父に何があったのか…。社会的生命を賭けて自らの真実を追求する男と家族との葛藤を描く衝撃のサスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • リタイアを決めた会社経営者が突然、過去の罪を告白し、償いをしたいと話す。それを聞いた家族は……という話。
    ストーリーの骨子は面白いが、父親の話を聞いた子供たちの反応があまりにも現実味がない気がした。長女は唯一反対するが、それも自身の借金を気にして。普通はもっと自分の立場を考えて全員が猛反対するのではないだろうか。

  • 久しぶりに拝読した大御所の著作。
    会話を主体として場面が進行していき、別のシーンへと切り替わる。映画的な構成に改めて気づく。

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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