無惨百物語 みちづれ (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 38
レビュー : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044643

作品紹介・あらすじ

エレベーターを待っている背後に、毎日通り過ぎる路地の片隅に、長らく空いたままのアパートの隣室に……日常の風景に潜んだ怪異は、ある日突然姿を現し襲いかかる。読めばもう日常には戻れない、百の体験談

感想・レビュー・書評

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  • 耳袋的な短く怖い話がずらずらと。
    短いけど百もあると一気に読めないもので、無理して一気読みすると何か起こりそうでまず読む気もない。ので、時間をかけてじわじわと読ませていただいた。
    怖さはさほどないけれど不意にぞくっとくる話にビクッとなるのが楽しい。話が短いやつほど怖さを感じたな。

  • ちょうどいい感じの怖さ

  • 実話怪談ですので、誰かが実際に体験した恐い話が百話綴られています。黒木さんの作品は、読者を「恐がらせよう」としていない感じがとても好き。実際に恐い話なんだから、体験者がそれを「どのように」体験したのかを正確に書く。それだけという印象です。私は黒木さんの実話怪談を自分の部屋のベッドで寝ころんで読んでいたら、ベッドの下から明らかに『人間の足』で、ドンと蹴られたという経験があります。百物語は一気に読んじゃいけませんね。この世のものではないものを呼んでしまうみたいです。

  • 自衛隊関係の怪談がなかなか興味深い。まだまだ出てくるはずだし、集まっているはずです。当然、書けない語れないものも。

    「ころりさま」がとても哀しく、そしてとても怖い。時代と言ってしまえばそうだけど、個人の負担を考えると一概には、批判否定はできないなぁ。
    「揚羽」の乾燥した恨み。時間たって風化しているとはいえ、復讐心の怖さ。復讐のための熟年離婚っていうのは、こういう怖さだなと思います。

    怪異に気づかれるというのは、やはり怖いですね。代表的なのが「ゴンドラの獣」。コンタクトできないから、他人事と面白がっているのに、それが覆される驚愕。
    心霊スポットめぐりは、するもんじゃないです。
    したことないけど。

  • 初めて読む作家さんですけれども…うーん、自分はあんまり怪談とかいうのにピンと来ないタチでして、「へー…実際にそういうことが起きるんダァ…」みたいな、どこか他人事めいた感覚で読み終えてしまったのですけれども…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    まあ、でも割と良い暇つぶしにはなったのかな? 登場する怪談話にSNSやらLINEやらが出てきて大分最近の話なんだなぁ…みたいな感慨を覚えました。SNSなどが新聞などにまで躍り出てきて、世の中は電脳社会一色となりつつありますけれども(!)、昔から通じる怪談話の一つや二つ、こんな社会においても発見されるものなんですねぇ…そんなことを思ったのでした。おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • この本を読んでいた時たまに、電気がチカチカと点滅してたね

  • 怪談には癒されます。が、動物系のは悲しくなるから嫌だな。。

  • 安定のクオリティですが「無惨」と呼ぶに相応しい救いようのない怖さがもう少し欲しかった印象です。

  • 行かないほうがいいところは、行かないのが1番。

  • 読み応えアリ。著者の周りで怪奇が増えてきてるような。
    次回作待つ。

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著者プロフィール

1976年、青森県生まれ。現在は山形県在住。2009年に第1回『幽』怪談実話コンテスト・ブンまわし賞を受賞。著書に「無惨百物語」シリーズ、『全国怪談 オトリヨセ』『怪談実話 累』『狂気実話 穽』『怪の放課後』ほか。共著に『ふたり怪談』『FKB話 饗宴』『男たちの怪談百物語』『怪獣文藝』『怪談実話コロシアム 阿鼻叫喚の開幕篇』『ずっと、そばにいる』『狂気山脈の彼方へ』などがある。

「2016年 『無惨百物語 みちづれ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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