- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041044704
作品紹介・あらすじ
旗本家次男の角次郎は縁あって米屋の大黒屋に入り婿した。ある日、実家の五月女家を継いでいた兄が不審死を遂げる。御家存続と兄の死の謎解明のため、角次郎は実家に戻って家を継ぎ、武士となるが……。
感想・レビュー・書評
-
2022.10.27
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「悪く言えば、阿漕だな」
-
旗本に返り咲き。大黒屋はどうなる?
-
大黒屋に婿入りした角次郎。息子娘にも恵まれ、商いも順調に拡大していた。
そんな折、旗本、角右衛門が何者かに親子揃って殺された。
死際の言葉で、何か陰謀があったと知る角次郎。
次人の亡くなった実家、五月女家の跡取りに、息子を入れて、自分はそれまでの補佐として仕事をしながら仇をうとうと探索が始まる。
コメ以外にも多種多様の横流し品でも受ける一派を知ることになうのだが。
ますますサスペンス色も濃厚に、ドキドキしながら読了。
次に続く。 -
第七弾(3-1)
永代橋崩落に巻き込まれ、事故死に見せかけて殺された兄達の家族、「裏切者が現れた」の遺言を解明するため角次郎も早乙女家を親子とも継ぐことに!
背後に勘定奉行の影を追う
先ずは代官所の不正を、そして田安家の黒幕は! -
まだあまり読んではいない著者の本ですが、持ち歩きながら読み進めていき楽しめました。
武家から米屋に入り婿した角次郎は、実兄の不審死により武士に戻り、兄が解きかけていた不正の証拠に迫ります。
この展開にドキドキしながらも、正義が通るよう願いました。
不審死については二巻へと続きますので、またドキドキ出来そうです^^ -
武家と商家の二足のわらじ。バイタリティー溢れるなぁ。
角次郎は兄の無念を晴らし御家断絶を防ぐため、もう一度腰に二本差しすることに決めた。
立ち向かうのはいままで以上に大きな闇。一先ず今巻では巨悪の尻尾が掴めた感じ。
ある意味分かりやすいと言える勧善懲悪物なので安心して読めますが、それでもドキドキしてページを繰る手が止まりません。
次巻はまだ予約待ち。あー!早く読みたい~!! -
2016年8月角川文庫刊。書下ろし。新シリーズ。亡くなった兄の跡を継ぐなんてことができるのか?と心配しましたが、妻のお万季の協力で乗り切って行くさまが素晴らしいです。面白く、次巻が待ち遠しい。
-
千野隆司さんの入り婿侍商い帖シリーズも№7、新しいステージのシリーズが始まりました。「出仕秘命(一)」、2016.8発行です。ワクワクする感じはないですが、まずまず楽しめそうなシリーズです。
-
132