山の霊異記 幻惑の尾根 (角川文庫)

著者 : 安曇潤平
  • KADOKAWA/角川書店 (2016年7月23日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044766

作品紹介

閉ざされた無人の山小屋で起きる怪異、使われていないリフトに乗っていたモノ、山道に落ちていた小さな赤い靴の不思議。登山者や山に関わる人々から訊き集めた、美しき自然とその影にある怪異を活写した恐怖譚。

山の霊異記 幻惑の尾根 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 一番最初の5号室だっけ?めっちゃ怖い。山男って生命エネルギーあふれてそうで、強そうだけど、それすら凌駕する結末だったので、めっさ怖い

  •  先日読んだ「山怪」とは違い、こちらは人間が関わる山の幽霊話集の趣だ。

     今のところ、登山している途中で幽霊に出会ったことはない。
     シーズンでは月2回以上低山から高山まで立ち入っている俺からすると、山に幽霊なんていないよなぁと、読んでいてもあまり怖さを感じない。

     人は自分で体験しない限り、信じないものだ。


     登山中ではないがただ一度だけ、ここは明らかにヤバいという廃墟があった。

     2009年のゴールデンウィークの一日目は郡山から猪苗代湖、そして二本松へと向かっていた。

     土湯トンネルは自転車通れないから旧道を上る。

     夕方ごろ、日があるうちに野宿場所は見つけておきたいと土湯峠を登り始めた時、道路わきに潰れたペンションが見えた。

     ちょうどいい、軒下で寝るかと近づいたら、突然に悪寒がした。なにか、明らかに建物から視線を感じる。

     気持ち悪い汗が出てきて、ここはやめようとスルーして峠を登った。

     あとから調べてみたら、そこは「横向きロッジ」と呼ばれる福島県内上位ランクの心霊スポットだった。

     ちなみに、このとき野宿した土湯ドライブインも心霊スポットに載っているけど、こちらは真夜中にヤンキーが荒らしに来たのに怯えた程度でした。


     とはいえ、幽霊に直接であったわけでないから、やっぱりその存在を信じていない。

     本書には山で出会った幽霊について20編書かれている。

     その中では登ったこともあり、明確に場所がわかる場所もある。

     山に入り続けていれば、いつか幽霊に会うこともあるかもしれない。

     一度くらいはお目にかかりたいものだ。地獄に引っ張りこまれなければね。

  • 2016/8/18

  • ものすごく怖いのを期待していたんですよ。でも、余り怖くなくて、不思議な感じの話は多かったけど、怖くはなかったです。うーん、怪談って人によって温度差があるからある程度中身を読んで買わないとダメですね。

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