- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041044780
作品紹介・あらすじ
私が14歳の時に書いた願い事リスト。34歳になった私は、母の遺言に従ってリストを達成していくことに。本当の自分に向き合う大切さを教えてくれる、心温まる物語。世界30カ国ベストセラー、遂に日本上陸。
感想・レビュー・書評
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ちょっとリズムが合わなかったかな。
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一見、自己啓発本風な題名ですが小説。
『ブリジットジョーンズの日記』が好きな方は好きなんじゃないかと!
途中、涙が出ちゃうシーンもあったり。
最後の方は、一体誰と結ばれるの⁉︎と残りのページ数見て悩んだけど。
可哀想な人もいて、人生って難しいなぁ…ってやっぱり思った。
なんとなく、大大大好きな『ラブ・アクチュアリー』のワンシーンを思い出したり。
苦くて切ないシーン…。
これも映画化したら面白そう‼︎
弁護士のブラッドは若い頃のコリン・ファースが絶対ピッタリ!
勝手にブラッドだけはコリン・ファースで再生されてた。
(完全に↑の2作品に引きずられてるけど 笑)
主人公のブレットの立場になったら、私はこんな風に素直に全部できるかなぁ…と考えたり。
私はもうやだー‼︎って癇癪起こして達成できなそう(^^;
でも、少ししたら冷静になって彼女と同じように泣きながらやるかな…?
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私には読みにくかった。ただ、子どものときにやりたかったことを大人になってから意識的に叶えていく、というストーリーは面白かったかな。
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借りたもの。
女性向けエッセイ、自己啓発本かと思ったら、小説だった。
”夢を叶えるノート“のようなものだろうか。
主人公・BBが14歳の頃に書いた(そして捨てた)“ライフリスト”を全て成し遂げること――それがBBの母の遺言だった。
『SEX AND THE CITY』や『プラダを着た悪魔』にあるような、ラグジュアリーなステータスを手に入れても、心からの、本心からの夢を叶えていない以上、それは虚しいものである。
BBは母の遺言に従い、時に多くの関係者の助力を得て、ライフスタイルの断捨離をしながら、ありのままの自分を取り戻し、ラグジュアリーな物理的豊かさではない、心の豊かさを、ひいては自分を取り戻してゆく。
自身の出生の秘密――母の浮気相手との子だった――には、彼女が実父だと思っていた育ての父との不安定な関係の真相と、本当の父との再会、自身は「愛される価値がある」という実感を取り戻す。そうすることで、亡くなった母への執着が解消されてゆくようにも思った。親子関係の昇華だった。
それが彼女の新しい家族を作る布石となっているような気がした。