ケレスの龍

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
2.25
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044964

作品紹介・あらすじ

灰汁銀次郎は「北政府」の傭兵だったが、今は指名手配のおたずね者。金儲けの匂いをかぎつけ、相棒のカンパチとある誘拐事件の解決を請け負った。犯人は三人組の強力なドロイド。彼らを追って、宇宙への長い旅が始まる。北南素粒子戦争の後の混沌とした世界で、繰り広げられる二人の男たちの壮大な物語――。

感想・レビュー・書評

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  • 想像の未来だけど核戦争後の世界としてかけ離れた話ではないところもあって、表紙の絵はロケットのイメージそのままでした。
    人間はどこまでも生き抜けるかなぁ。

  • ※※まあ読まんでも特段の損失は無い本だと思います(;_;)

    ここ数年あまり良い印象を残せないシーナ兄いのSF長編作品。 登場人物や情景の説明にだけ凝ってしまうと悪いパターンを辿ってしまうのだけれど、今作品はストーリーが立っていてやや面白い。 やはり小説作品には物語性が無いと読みづらいのです、ということが判りました。

    (シンカンソウ)むむむ、またもやシーナ兄ぃ流ヘンテコSF作品発表なのです。
    これら最近のSF作品の系譜にはエベナやら砲艦銀鼠、はたまた ひとつ目女 と 銀天公社の月 とか、まあどれも難解である。
    SFと云うより純文学に近い様にわたしには思える。要するに他に似たものは無く、大変稀有な作品である、と言うこと。
    それだけでも読む価値わ有りまするので。
    でもすまんけど眠気が覚めることは無いので、居眠りして落っことした本の角が足のかかとに当たるとそりゃもう痛いので覚悟は居るのだが。すまぬ。

  • シイナワールド!SFなんだけど日頃の椎名さんの体験が元になってる。お、ここはインドであった話かなと推測してみたり、椎名さんのファンには面白い。肝心の「内容」は正にシイナワールド、シイナワールドなんですよ、そこのあなた。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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