シネマガール (角川文庫)

  • KADOKAWA
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041044988

作品紹介・あらすじ

地方都市の四流大学を再建するためやってきた理事長の娘は、ハリウッド帰りの美人ストーリーアナリスト!彼女曰く、物事は映画に当てはめれば全てうまくいくというのだが。キュートでポップなお仕事コメディ

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の小平真琴は私立黄桃学園大学の総務課に勤めています。その大学に、前理事長の孫娘の一条リラがやってきて総務課に配属され、真琴と一緒に仕事を行うことななります。ハリウッドで映画のストーリーアナリストとして活躍していたリラは、なんでも映画のストーリーで行動します。そんなある日、前理事長の娘婿の芹沢理事長が廃校を望んでいると知り、一年生の森川清華、人事課長津田芳彦先輩とともに廃校を阻止すべく大学の再建に取り組みます。映画が見たくなるポップでラブリーなお話です。

  • 本屋で目を引いたので購入。これから読み始めるのですが、私の好きな「サバイバル ウェディング」と同じようなにおいがするので楽しみです。

    一瞬で読み終わってしまいました。
    予想通り、とっても面白かったです。
    この本に出てきた映画でまだ見ていないものを全て見てから、またこの本を読んだらもっと深く理解できると思いました。
    どこにでもいる普通の女の子に焦点を当て、まるで映画のように彼女の成長ぶりや、ポイントとなるどんでん返しがあり、起承転結がしっかりとしており、本当に映画のように楽しむことができました。
    特に女の子には、胸を張っておすすめしたい作品です。

  • どこがシネマガールなんだと思ってたら最後の一行でそういうこと、となった。
    小説としては今ひとつかなと思ったけど、解説を読んで、映画の紹介小説としてならいいのかもしれないと思えてきた。

  • ストーリーは突っ込みどころがたくさんあるけど、映画を例にあげて話が進むのは面白かった。巻末の解説も映画の解説で、むしろそちらが印象に残った。

  • 本の表紙に惹かれて買った。
    初めて、読む作者の本だったけど、引き込まれるように一気に読めた。
    本に出てくる映画を全部見たくなったし、映画から色んなことを学び素敵な女性に変わっていく主人公が良いなぁと感じた。
    再度映画を観てから、本を読んだらもっと共感できることが多いんだろうだなぁと思った。

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著者プロフィール

神奈川県出身。2005年『秋の大三角』で新潮エンターテインメント新人賞を受賞。『劇団6年2組』で第29回うつのみやこども賞受賞。作品に、『チームふたり』からはじまる「チーム」シリーズなど多数。

「2014年 『新装版 チームシリーズ 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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