真夜中のオカルト公務員 第3巻 (3) (あすかコミックスDX)
- KADOKAWA (2016年6月25日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041045435
作品紹介・あらすじ
戸山公園の箱根山で救出された行方不明の女子高生。その事件を切っ掛けに、業務リーダー・榊の複雑な過去が明らかに。女子高生ばかりを集める悪魔のアナザーを前に、榊に協力していた新にも、最大のピンチが訪れる!
感想・レビュー・書評
-
テンポが良く読みやすい
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アナザーと人間の言葉がわかる主人公が
これからどのように進んでいくのかがすごく
楽しみです。
アナザーの言葉や気持ちが理解出来ない
人間にとっては、アナザーの行動は迷惑になります。
しかし、砂の耳を持つ主人公は言葉によって
気持ちを汲み取り、理解してあげれると
思います。しかし、そこを砂の耳を持たない
人間は理解することは難しく、
砂の耳を持つ主人公が 間に立ち
お互いの意見を聞き、意見を述べる……
これからが楽しみになってきました。 -
アニメで泉美ちゃんがしゅわしゅわしないやつ!って飲み物頼むの、そんなかわいい頼み方ある?と印象に残ってたんだけどオリジナルだったのね
-
メインストーリーに絡む事件と思ったら3巻で解決させるのね。展開が早い!この後どういう話になるんだろう?単発の怪奇案件をやっていくのかな?それなら今回の話も面白かったし楽しみだな〜
-
濁した物の言い方で、感想を書いちゃうのが私の悪癖だけど、この『真夜中のオカルト公務員』(3)に関しちゃ、先の巻より面白い、と断言できる
全体的な作品の魅力を構築する、大きなパーツの一つだった、榊さんのお姉さんの神隠しならぬ悪魔隠し事件の真相に迫り、解決(?)に至る巻だけあって読み応えが半端じゃない
アステカ文明の悪と言うより、属性が混沌に近い神様である、琥珀ことウェウェコヨトルの登場にも驚かされたが、名を大勢の者に知られているって意味で有名なケルベロス、アザゼル、ベルフェゴールが姿を見せたのには嬉しいやら、焦るやら
アザゼルが、女性を攫い続けていた理由が、これまた、人間の都合なんてお構いなしな悪魔らしいモノだった
時に、人が人へ向けてしまう真っ直ぐな愛にもおぞましさが宿ってしまうものだが、人じゃないモノが人に注ぐ愛もまた、異常である
ただ、一途に愛した人間の女性に再び会いたい、それだけがアザゼルの望み
けれど、その純粋な願望が、多くの人間を不幸にし、なおかつ、意中の相手すら苦しめるのだから性質が悪い
例え、人に見える姿をしていても、ハッキリと聞こえる声で会話により意思疎通が図れても、その本質は人が理解できるものじゃないってコトか
チームとしての絆が強まり、榊さんのお姉さんと、新の幼馴染である泉美ちゃんも救い出せ、一つの事件は解決に導かれた
けれど、皮肉な話で、今回の一件により、新の弱点が発覚
榊さんとセオさんは、新が会話が出来る事で、人型のアナザーに心の隙へ付け込まれ、被害を被るのでは、と当たり前の憂いを抱いた。しかし、私は逆の事が不安だ。もし、ガードが緩い新ですら、行動と理由に対して同情できないアナザーに出くわした時、彼の心の闇もとい潜在能力が解放され、一波乱を巻き起こすんじゃ、と
そこも含め、弟より年下になってしまったお姉さんの今後の身の振り方、何らかのトラブルを巻き起こす新しいアナザーの登場など、次巻も楽しみだ
この台詞を引用に選んだのは、新の男らしい態度にドキッとしたので。寛容さは大事だし、カッコイイ。ただ、時には、許してやらないのも、相手の信念を尊重する優しさとなるのかもしれない -
悪魔も出てきちゃいましたね。カミサマの方はまだ一癖もふた癖も有りそうですが。
京一の過去が少し判明したので、次はセオですかね。