宿場鬼 (角川文庫)

  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041045923

作品紹介・あらすじ

中山道の霧深き宿場町に降り立った〈鬼〉――何処からともなくやって来た美貌の男は、虚無の眼を湛えすべての記憶を失っていた。恐るべき剣技を操る男は「無名」と呼ばれ、元用心棒の清源が営む道場に寄宿することになった。清源の娘・小夜の献身により徐々に記憶を取り戻す無名。だが、謎の刺客が次々に訪れる。果たして彼は何者なのか? そして彼が通ってきた修羅の道とは?エンターテインメント界の巨匠が挑む初の本格時代活劇!

感想・レビュー・書評

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  • 菊地らしい時代小説。
    ……うぅん、時代小説の体をとった菊地のいつもの伝奇小説といった方が良いかな。
    チャンバラシーンが観念的というか、書き込みが少ないというか、謎の剣法を扱うにしてももう少し書き込みがあればなぁ。
    主人公より脇役の方が印象に残った感じもどうかと。(^^;

  • 菊池先生の描き出すキャラクターが好き。
    無名さん、いったい何者?敵対しにくる人達も何だか敵なんだかいい人なんだかわからない。
    いい人……が多いかなあ?それでも戦う業みたいな何かがシビレるところ。
    お小夜さんがいつか強くなるのに1票。

  • 2017 3 13

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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