GOSICK RED (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.67
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本棚登録 : 306
感想 : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041045954

作品紹介・あらすじ

舞台はニューヨーク! 超頭脳“知恵の泉”を持つヴィクトリカは探偵事務所を開くが、そこに闇社会のボスから危険な依頼が舞い込み――。新展開を迎えた、ダークでキュートな大人気ミステリシリーズ、待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 金髪碧眼の美少女ヴィクトリカと相棒九条によるゴシック新シリーズ、新大陸編第一弾。
    旧シリーズを全く読まずにいきなり読んでしまったのだが、これはこれで面白い。
    ただ、当然だけど二人の関係だったり背景のわからない部分は想像しながら読むことに。
    読後、これはヨーロッパの架空の国を舞台にした旧シリーズの方が面白いんだろうな、と当たり前のことを思う。

  • 人気シリーズの新章、舞台は新大陸ニューヨーク。ヴィクトリカ、久城のコンビが少し大人びて、しかし二人の関係性などは変わらずに、事件に巻き込まれていく。

    ライトテイストですいすい読めてしますカンジで、ミステリ的にもそれなりに仕上がりになってる。新たなる脅威、敵らしき人物がほのめかされていてシリーズとして続くようであった。

    ん~面白くないわけではない、大きな感動とか、衝撃の展開とか、そういうものはないけどキャラクターが出来上がっているから、その動きだけでファンなら満足できると思う。

    ただヴィクトリカの金髪(今は銀髪)も碧の瞳も、久城の黒き瞳も、ゴシック様式の学園、図書館、街並み、田舎町、それらの中でこそ映えていたんだな~自分的には。
    ニューヨークと二人がマッチしないまま読了、このシリーズ読み進めるかは微妙…

  • まってました。 GOSICK新章! 前シリーズは全巻読んでます。最終巻で、日本で待っていてくれたヴィクトリカと九条君の再会のシーンは泣けました! 新章では ニューヨークで探偵業を営むヴィクトリカと、新聞記者見習いの九条君が やっぱり事件に巻き込まれていく。ヴィクトリカのSっぷりと、九条君のヘタレっぷりが相変わらずで、おかえりと満面の笑顔で読み進めました。 前作同様、過去が暗い影を落としていくことが、予想できますが、大丈夫。2人だったら どんな困難も越えられるはずだから。

  • 舞台はニューヨーク! 超頭脳“知恵の泉"を持つヴィクトリカは探偵事務所を開くが、そこに闇社会のボスから危険な依頼が舞い込み――。新展開を迎えた、ダークでキュートな大人気ミステリシリーズ、待望の文庫化!

  • ヴィクトリカが帰ってきた!それだけで嬉しいです

  • 桜庭一樹氏の「GOSICK-ゴシック-」シリーズの新大陸編の第1巻。ヴィクトリカと一弥の物語を再び読むことが出来て嬉しい。舞台を旧大陸のソヴュールから新大陸のニューヨークに移し、私立探偵と新聞記者という2人の新生活がスタートしています。前シリーズのゴシックロマンな雰囲気は薄れ、活気に溢れた街を舞台にしているからなのか、2人がかなりアクティブに動いている気がします。また事件の性質も近代的になっています。ラストに懐かしい名前も出てきて、今後が楽しみです。

  • ゴシックのシックをSICK(病)とさりげなく表してくるあたりさすが桜庭一樹さんだなと感心したりしなかったりラジバンダリ(古っ)「私の男」の花と淳吾ほどには響かなかったが「赤朽葉家の伝説」の赤朽葉毛鞠を彷彿とさせるヴィクトリカに危うく魂を抜かれるところだった。

  • ヴィクトリカはサボりたがりな私立探偵に、久城は新聞記者になったニューヨークでの新章。ギャングたちを殺した犯人探しを瑠璃の幼い息子を人質に要求するマフィアに、暗示をかける心理学者。大統領候補暗殺阻止に動いたことでヴィクトリカに固執する新たな因縁も結ばれたよう。じゃれ合うようないつもの二人が微笑ましい。

  • 前までのシリーズと舞台とかが違うので最初少し違和感がありましたが、2人の会話とか読んでると懐かしい感じがしたし、入り込んでいけました!

  • 普通。ちょっと未消化な感じ。
    新しい印象的なキャラはない。
    旧大陸編のゴシックな雰囲気と、学園ものの良さ・・・それは消え去った。

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著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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