GOSICK GREEN

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 276
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041045961

作品紹介・あらすじ

新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと一弥。開業したグレイウルフ探偵社には依頼人が殺到。伝説の銀行強盗が脱獄したというが……? 奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍!?

感想・レビュー・書評

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  • セントラルパークの地図探しに脱走した銀行強盗犯の行方探し。
    それにしても新聞に載せた広告の成果がこんな早くに出るとは思っていなかったので驚きました。
    ただ一つきになることが…。
    今回は偶然行き先が同じだったけど、今後もし行き先が違っていた場合ヴィクトリカ一人で探偵業をするのだろうか。
    そうなると、色んな面でまだ不安が残るなと思いました。
    そして本編最後に久しぶりに登場した彼、今後どのように物語に関わってくるのかとても楽しみです。

  • 「GOSICK GREEN」
    新大陸に到着した早々、難事件を次々解決したヴィクトリカと久城。開業したグレイウルフ探偵社には依頼人が殺到。伝説の銀行強盗が脱獄したというが?奇跡の名コンビが、またもN.Y.中を巻きこむ大活躍?


    新大陸に到着し、新居は決まったが、家具がない。人の好い管理人から、家具を譲ってくれる未亡人を教えて貰ったヴィクトリカと久城。しかし、未亡人の住む家は奇怪な仕掛けが施されていたカラクリハウスだった。その未亡人は、アーサーキング別名ドルイドという建築家の妻で、彼の夫は、様々な建築物を手掛けていたのだった。一方で、伝説の銀行強盗が脱走したと報道され、ヴィクトリカの下に、ある依頼人がやってくる。


    新居が決まった翌日の話であるので、時系列ではPINK→GREENの様。メイントピックは、銀行強盗との対決とドルイドが隠した地図探し。新シリーズでは、ミステリテイストは薄めな感じがしていたが、今回は前シリーズに近いテイストになっている気がしました。


    新シリーズになってからはミステリよりも一層、ヴィクトリカと久城の関係性や”今後どうやってアメリカで生きていくのか”に焦点が当たっているストーリーになっていると感じていますが、今回は、ミステリも推理テイストだし、次から次に起きる展開もある。稀代の大強盗・KIDの監獄脱出からの銀行再襲撃予告という大きなイベントに、KIDの見えぬ仲間たちが絡む久方ぶりのミステリー感。そこに、キャラクターの濃いメンツが其々の個性を発揮する。特に、KIDの仲間達は、非常に強力。そして、最後の地図探しに至る流れもGOODでした。


    それに加えて、ヴィクトリカも良く笑う。そして泣きもする。非常に良い。しかし、九城も自分発信のヴィクトリカを思う気持ちには照れるくせに、ヴィクトリカが発信するものには全然気づかない。更に、九城がデイリーロード社で組むニコとの関係性が変わっていく点もポイント。最初は、九城を相棒と認めない仕草ばかりが目立つが、徐々に久城を信頼していく。久城も粗暴なニコの態度に珍しく憤怒していたけど、最終的には相棒が自転車からニコに変わっていく。この点も微笑ましい。


    推理テイストなミステリー感、次から次へと起きる展開、そして人間関係の変化+ヴィクトリカの笑み。多くの要素が詰まった久方ぶりの良いGOSICK感だ。この感じが続いてほしい。


    しかし、キャラクターの良いロバート・ウルフ(呼称トロル)は、もっとストーリーに絡んでくると思ったけど、今のところおとなしい。自動車王だけに今後、非常に使い勝手が良いと思えるが、果たして次巻では主役級として出て来てくれるのだろうか。後、グレヴィール・ド・ブロワ。こんな感じにいつの間になったのだ。これもいつか描かれてほしい所だ。

  • 題名色予想から気になっていた!なるほどお札の色、そしてセントラルパークの色か。予想外れたけど、納得出来た。
    お札たちの断篇がそれぞれ個性あっておもしろい。そういう風に見えてるのかも。
    そして何よりもヴィクトリカと一弥の仲の良さ。ニコとの初めての仕事っていうのもあり、なんかREDのラスト思い出したら余計切なくなるじゃないですか。階段を登るところで、旧大陸の頃の2人の話をするのが印象的。特に、ヴィクトリカが一弥の足音を待ってたっていうのが。いつも階段で登ってたもんね。

  • 青とピンクが酷かったので読むか迷ったが、意外と楽しめた。

  • アメリカに訪れた事はないが、相変わらずBLUEの移民船から、今作のドルイドハウスやセントラルパークまで、ヴィクトリカ達と共にアメリカに渡り、行動しているような気分になる。
    本編はいうまでもなく、章の合間にある意識のあるお札の話が面白かった。
    エピローグのヴィクトリカらしい手紙と、それを受け取ったグレヴィールの反応に思わずにやついてしまう。
    それにしても、新大陸に着いてから3日連続で大事件に巻き込まれるなんて、二人に休まるときは来るのだろうか……。

  • 「RED」、「BLUE」、「PINK」、「GREEN」と回を重ねるごとに人間らしくなっていくヴィクトリカのたまに見せる恥じらいが可愛らしい。最後、兄グレヴェールの登場と彼の言葉に感動した。次巻が待ち遠しい。

  • 新大陸シリーズ。
    いいエンディングで救われました。

  • 今回もドキドキ、ハラハラ、ワクワクが止まらない!(^o^)でも新大陸に渡ってから、数日で事件に巻き込まれ過ぎ‼(^^;)どんどん人間らしくなるグレイウルフ♪最後の手紙はちょっと泣けた(--、)兄のグレヴィールも次回登場するのかな?

  • 新大陸に渡ったヴィクトリカと九条の微笑ましい活躍を描いた作品。
    お兄ちゃんの一言にホロッきた。

  • 新シリーズも4作目。今回は昔新大陸を騒がせた怪盗一味の首領が脱獄して連邦準備銀行強盗を企てる話の筋。「新大陸編」になってから時間が戻ったり進んだりしているので、久し振りに読んで少し混乱したが、久々にヴィクトリカ達の活躍が見れて面白かった。旧大陸でのしがらみもなくなり、ヴィクトリカ達は今後ニューヨークの地でどんな活躍をしていくのだろう。次も楽しみである。

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著者プロフィール

桜庭 一樹(さくらば かずき)
1971年、島根県生まれの小説家。
1999年「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。
『赤朽葉家の伝説』で第60回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編部門)、『私の男』で直木賞を受賞。他の代表作に『GOSICK -ゴシック-』『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』『赤朽葉家の伝説』などがある。
ゲームのノベライズやライトノベル作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを手がけるなど幅広く活躍している。

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