パイルドライバー

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 114
レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046012

作品紹介・あらすじ

15年の時を経て起きた、一家惨殺事件。謎が解決したと思いきや、新たな謎が……。イマドキの刑事と伝説の元刑事の迷コンビが謎を追う。予想もつかないラストが待ち受ける、衝撃の警察ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • 想像をはるかに超えた大きなものが横たわっていたよ。
    なんてこった。
    背景のデカさにおののきながらも、真実が気になって仕方ない。そういうことだったのか、なんてこった。

  • 人がたくさん出てきて途中でわからなくなった。やはり一気に読まないと。

  • 警察官も優秀な人は再雇用しないと

  • 結構おっきな話になりましたが、読み応えはありました。

  • 過去の事件と現在の事件の解決に挑む、親子ほどの年の差がある警察OBと警察官が過去の未解決事件とそれを想起させる現在の事件を解いていく内容です。二つの事件解決を阻害するために次々と起こされる事件に翻弄されながらも、二人が真相を明らかにするために奔走していく部分は良かったのだが、国際情勢を踏まえているとはいえ真相が若干飛躍しすぎではないかというのと、過去の事件の犯人の出し方がいきなりなのが残念だった。
    とはいえ作中で描かれる〈驕れる男の告白〉には、真相が明らかになり読み返すことで、作中の出来事に関して納得できる部分があり、読み返すことで男の行動がよくわかるという楽しみがある。また作中に登場する他者に対して共感を持たない者の恐ろしさやその人間が社会的に疎外される部分には惹かれるものがあった。

  • 読み応えがあった。コンビも心地よくて続きが読みたくなる。ただ読み込みが甘いからか,一件目の真相があんまりピンとこなかった。

  • 十五年の時を隔てて起こった二つの一家惨殺事件を巡る警察捜査ミステリ。かなり骨太な感触ながら、二転三転の展開でぐいぐい読まされました。警察OBの久井と今風の若者である中戸川のコンビも魅力的です。
    しかし。読み進むうちにとんでもないスケールの物語になっていくのがびっくり。警察内部やさらに上層部に感じられる隠蔽の影は、警察小説としての読みごたえがたっぷりだし。国際的な謀略もののエッセンスも感じられるし。事件の異様さからはサイコミステリな雰囲気も味わえるし。そしてラストも怒涛の展開に目が離せませんでした。これは続編も出ているので、気になるなあ。

  • 二メートル近い身長、細く引き締まった身体。

    頭は見事な白髪。そして、細面の顔には切れ長の鋭い目が光り、鼻は高いというより、長い。

    事件を目の前にすると生き生きとしてくる。名探偵とは、そういうものかもしれない。

    人の不幸を楽しんでいるわけでは決してないだろうが、
    大きな謎が立ちはだかると闘志を燃やす。

    事件となると周りが見えなくなる、猟犬体質ということだろう。

    作品の主人公、久井(クイ)はそんな男だ。

    神奈川県警捜査一課を退官したOBだが、「伝説の刑事」と呼ばれ、その鋭さは誰もが認めるところ。

    そして、もう一つの通り名が「パイルドライバー(杭打機)」。

    その取り調べが、脳天に杭を打つような鋭さを持つからだという。

    それは決して暴力的という意味ではなく、どん欲に、だが繊細に、真実に近づいていくということ。

    想像してみる。

    この作品が映像化されるなら、この主人公を誰が演じられるのか。

    まったく思い浮かばない。

    それほど、独特な存在感を放っている。

    横浜市金沢区の住宅街で一家三人の惨殺死体が発見される。

    その現場の状況が、十五年前に起こった秋津家惨殺事件と酷似していることから、その捜査に加わっていた久井がアドバイザーとして呼ばれる。

    久井と組まされたのが、若手の中戸川巡査部長。

    彼は、刑事という仕事に疑問を感じ、実家の事業を継ごうか迷っていた。

    いまだ未解決の十五年前の事件と今回の事件、同じ犯人が起こした連続殺人なのか。

    ひらめきと粘り強さで、事件の本質に迫っていく久井。

    刑事をやめようと考えている若手がこの猟犬体質につきあううちに刑事らしくなっていく、その過程が読んでいて楽しい。

    また、他の捜一刑事たちも、なかなか魅力的なキャラが
    揃っており、こちらも楽しませてくれる。

  • 4月-6。3.0点。
    世田谷一家殺人事件がモデル。
    横浜で、15年前に迷宮入りした一家殺人。また同様の手口で、起きる。前回捜査した退職刑事を嘱託として、捜査。

    少し風呂敷広げすぎかな。でも、ラストはあっけない。
    次作に期待かな。シリーズになる模様。

  • 2018_02_24-021

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著者プロフィール

1956年生まれ。元漫画週刊誌編集長。浦沢直樹氏をデビュー当時から担当し、その後フリーの原作・編集者となる。脚本・企画構成からプロモーション、著作権交渉まで行なう。2010年『アルタンタハー 東方見聞録奇譚』で小説デビュー。著書に『闇の伴奏者』『黄泉眠る森』がある。本作は注目を集めた警察小説『パイルドライバー』の続篇。

「2018年 『ドラゴンスリーパー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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