- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041046012
作品紹介・あらすじ
15年の時を経て起きた、一家惨殺事件。謎が解決したと思いきや、新たな謎が……。イマドキの刑事と伝説の元刑事の迷コンビが謎を追う。予想もつかないラストが待ち受ける、衝撃の警察ミステリー!
感想・レビュー・書評
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20世紀末に起きた、世田谷一家殺人事件をモチーフにした作品。個人的に関心のある事件なので、どういった結末を迎えるのか楽しみだった。残念ながら未解決事件なので、真相は誰にも分らないが、本作品のようなことも十分「アリ」なのではと思わせるものでした。 著者の作品はこれが初めてだったが、他の作品もぜひ読んでみたいと思った。
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大きな山場もないままそれでいて中だるみ気味で読み終えた。
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24 しもた!続編からwよんでしもた。でもまあ繋がってるのを確認できてある意味よかったかも。忌まわしい犯罪の根元にも人間らしい感情があるっていうことをOB は言いたかったのかね。3作目もぜひ!
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人がたくさん出てきて途中でわからなくなった。やはり一気に読まないと。
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警察官も優秀な人は再雇用しないと
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読み応えがあった。コンビも心地よくて続きが読みたくなる。ただ読み込みが甘いからか,一件目の真相があんまりピンとこなかった。
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十五年の時を隔てて起こった二つの一家惨殺事件を巡る警察捜査ミステリ。かなり骨太な感触ながら、二転三転の展開でぐいぐい読まされました。警察OBの久井と今風の若者である中戸川のコンビも魅力的です。
しかし。読み進むうちにとんでもないスケールの物語になっていくのがびっくり。警察内部やさらに上層部に感じられる隠蔽の影は、警察小説としての読みごたえがたっぷりだし。国際的な謀略もののエッセンスも感じられるし。事件の異様さからはサイコミステリな雰囲気も味わえるし。そしてラストも怒涛の展開に目が離せませんでした。これは続編も出ているので、気になるなあ。