- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041046036
作品紹介・あらすじ
大学生の僕・御城彼方(みじょうかなた)の下宿先は、あの世とこの世の間に存在する幽落(ゆうらく)町のアパート。すっかり町に馴染んだ僕は、駄菓子屋「水無月堂(みなづきどう)」の店主で大家さんでもある水脈(みお)さんとともに、幽霊や妖怪から持ち込まれる悩み事やトラブルを解決する日々だ。ある日、駄菓子屋の用心棒猫目さんと大掃除の中、見慣れる瀬戸物を見つける。その正体は付喪神だった。「まだ使えるのに捨てられてしまった」ために人間を恨むようになり、それが彼らをアヤカシにしてしまったことに気付いた水脈は、ヒビや割れを修復する<金継ぎ>を提案する。ほっこり、謎ときミステリー、第7弾!
感想・レビュー・書評
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大学生の御城彼方は、あの世とこの世の境界に存在する幽落町に下宿し、駄菓子屋“水無月堂”の店主で大家でもある水脈さんとアヤカシたちの憂いを解決する日々。ある日、駄菓子屋の用心棒、猫目さんと大掃除をする中、見慣れぬ瀬戸物を見つける。その正体は付喪神だった。「まだ使えるのに捨てられた」ため人間への強い恨みを抱えている彼らに水脈さんは〈金継ぎ〉を提案する。大人気!ほっこり、謎ときミステリー、第7弾!
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シリーズ7作目。「あめのひに」瀬戸物の付喪神。欠けても修復して使いたくなる一品に出会えたら素敵だと思う。「いなずまのこども」ナイスキャッチ。彼方、わりと運動神経いいよね。普段は緩衝材のような存在だけど、たまに行動が大胆で目が離せない。最近、都築さんのせいで犬属性を強めているような気もする。「もどるものたち」松島観光。海のアヤカシ。ちょっとウルッときた。「うみからきたもの」深海カフェとのコラボ。
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今回はおいしいもの少なめ。危なっかしいかんじもなく、終始優しい雰囲気
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図書館本
雷獣の子が戻れてよかった
なんか真夜さん好き -
2020.10.21スタート
2020.10.28読了
2020年の㉖
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■ 1752.
<読破期間>
2017/7/8~2017/7/10 -
侵入した陶器達、たぬきに見える雷獣
お墓参りのその後の海にて。
昔はつぎはぎして使っていたな、と
読みながら思い出しました。
今のはやろうと思っても、素材が違うので
できない、のでしょうか?
それとも、してくれる人がいない??
還りたいのは当然ですが、そこはぐぐっと
我慢していてくれないと、という気持ちも。
とはいえ、親元へ還りたいのは当然ですから
どうしようもないです。
いやでも可愛かっただろうな、とか
違う事を考えたりw
白い人、ツンデレと化してます。
祖父の友人とお墓参り…に行って、の
不思議と遭遇。
もうごく普通に生きていくとか無理かも?w
久しぶりの人も登場。
そしておまけの水族館には
別シリーズの方が登場してました。 -
「あめのひに」
知らぬ間に住み着き暮らしていた者達。
どんな物であろうと誰かが心を込めて作った物であれば、大切に最後まで使い続ける事が一番のお礼になるのにな。
「いなずまのこども」
空から落ちてしまった迷い人。
何らかの原因で家族の元を離れてしまい、怪我をしたうえ見知らぬ土地で一人というのは物凄く心細かったろうな。
「もどるものたち」
亡きものから生きるものへの言葉。
突然の別れは中々心の整理もつかず悲しむ日々が続くだろうが、亡くなった方からすると悲しむよりも前を向き歩いて欲しいと願うのかもしれないな。
「うみからきたもの」
被害を受けたのは陸だけでなく。
人が住んでいないからあまり想像することはなかったが、当たり前の事だが海の影響で陸がダメージを受けたという事は同じだけ海もダメージを受けていたんだよな。