『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 377
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046050

作品紹介・あらすじ

家の壁のほとんどを占めるたくさんの本棚。大好きないちご色の壁。長年の日々の台所仕事で得た、かんたんおいしい十八番のメニュー。カラフルなメガネやキャンディみたいなリング。ビビットなカラーのワンピース。『魔女の宅急便』をはじめ多くの児童文学の名作を生み出してきた、作家角野栄子の美しい暮らしをあますことなく紹介する一冊! 五歳で母をなくし、戦争と終戦も体験。二十四歳でブラジルに移民として渡り、世界中の人々と知り合った。現在八十二歳の角野栄子は言う。「魔法は一つ。すべての人が、必ず持っているのよ」人生を明るく、色鮮やかにいきていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。

感想・レビュー・書評

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  • 「魔女の宅急便」でお馴染みの、角野栄子さんのエッセイ集。
    もうとにかくとても素敵だった。自分に似合うもの、好きなもの、キートーンとなるものを選び、信頼し、身にまとうことは、こんなにも素敵。
    ずっとお気に入りの口紅。オーダーメイドのワンピース。飴玉のようなころんとした指輪。とっておきの路地道。毎朝の搾りたてジュース。
    角野栄子さんの日常を構成するそういうすべてのものが生き生きと、きらきらとしていました。
    見えない世界を想像し、工夫を凝らし、一人で生きていく、それが魔法なのよという言葉。
    角野栄子さんが言う通り、そうできたときに初めてきっと私の心も動いて、ただひとつ私のための確かな魔法を手に入れることができるんだと信じられました。
    なんだか「西の魔女が死んだ」の魔女になるためのレッスンのようでわくわくした。
    まだまだこれからの人生。ようやくその萌芽を感じ始めているまさに今から、ゆっくりゆっくり私だけの魔法を育てていきたいと思います。

  • まるで、絵本の中に出てくるような
    角野さんの暮らし。
    大好きなものたちに囲まれ、大好きな服を身に着け
    少女の様に笑う角野さんはなんと御年82歳になられるそうだ。
    む・む・む・・・角野さんは
    やはり本物の魔女だったのか。

    齢を重ねたらこんな心意気で、
    こんな風に毎日を過ごして行けばいいのか!
    丸ごと真似することはできないかもしれないけれど
    子どもの頃、絵本の中の主人公たちに憧れたように
    今私は猛烈に角野さんワールドに入り込みたい気分です。
    最後に特別収録されている『おいとちゃん』
    やさしくてやさしくて泣けてくる短編です。

    • nejidonさん
      はじめまして。フォローしてくださり、ありがとうございます。
      角野さんは、作品のイメージを損なわない、素敵な方ですね。
      こんな風に年を重ね...
      はじめまして。フォローしてくださり、ありがとうございます。
      角野さんは、作品のイメージを損なわない、素敵な方ですね。
      こんな風に年を重ねられるかどうかは分かりませんし、自信もないですが
      せめて真似たいものです。
      「おいとちゃん」は私も好きですよ。
      今後ともどうぞよろしくです。
      2017/05/18
    • にゃんこさん
      >nejidonさん♪
      はじめまして。コメントありがとうございます^^
      大好きな物語の作者さんが
      こんなに素敵な人で、なんだかとっても...
      >nejidonさん♪
      はじめまして。コメントありがとうございます^^
      大好きな物語の作者さんが
      こんなに素敵な人で、なんだかとっても幸せな気持ちなのです。
      おいとちゃん、あたたかくもせつないですね。。。
      更に年齢を重ねられた角野さんのこれからの作品がますます楽しみになりました♪
      こちらこそ今後ともよろしくお願いします♪
      2017/05/18
  • 国際アンデルセン賞を受賞される少し前から、時々メディアなどで、お姿を拝見するようになった。
    知的な中にも愛らしさとお茶目さがある角野さんはどんな方なのかなぁ…と、とても興味がありこの本を手に取った。
    なるほど、80歳を超えられているとは思えないその若さの秘訣は、冒険心!いつも何かにワクワクする心なんだ〜。しかし、年齢を重ねるとこのワクワク感は自然消滅しがち。普通の毎日にも楽しみを見つけ出す、その心の持ちようを真似したい。2018.11.3

  • いちご色の壁、気に入った布地で仕立てて貰うワンピース。
    「魔女の宅急便」「おばけのアッチ」で名前は知っていたが角野先生はテレビでの姿がとてもおしゃれで素敵。こんな風に歳を重ねていけたらと憧れる、写真がたくさんの一冊。
    お家も本棚がたくさん! ガラスの棚には人形やスノードームが飾られてる。
    気に入ったものはコレクションしたがる私には「見ていると出会った時の風景が浮かんできて、過ぎたその時に戻れる」という一文に共感。

  • オーダーして、何枚も作るワンピースだとか、仕事着のこれまたオーダーして作ったスモッグだとか自分のスタイルを持っていて、もうまさに児童文学作家。絵本からそのまんま飛び出してきたような人柄。
    色彩もカラフルなんだけど、調和ができている。
    テーマカラーがいちご色。いちご色ってなんか元気になる色。
    本棚がすごく気になって、隅々までみちゃった。
    人の本棚って好きなんだ。どんな本棚かでその人がわかっちゃうもん。
    リンドグレーンとかやっぱり児童文学の本が多いみたい!

  • 女性なら、こんなふうに歳を取りたい って
    思う人は 多いはず。

    自分を知っている。
    自分を持っている。
    チャーミング。

    苺色の壁に 家中に本棚。

    苺色は 置いといて‪w
    たくさんの本棚、いいなぁ( *´꒳`*)

  • 『魔女の宅急便』の著者、角野栄子さんのフォトエッセイ。ブクログのレビュアー様の感想が素敵で、手に取りました。前回図書館で借りた時は、体調が悪くて読まずに返却。今度こそはと楽しみにページを開きました。

    ご本人も愛らしい魔女さんのようだとは、よくぞレビュアー様も評されたもの。表紙の可愛らしい印象そのままに、全編ポップな色と、角野さんのチャーミングな笑顔に彩られたご本です。お書きになる童話は、案外落ち着いていて、どこかしっとりとした影と、弾むような楽しさが一体になっている気がしますが、やはりお人柄が、にじみ出るのでしょうか。

    こんなふうに鮮やかなお色を、笑顔で身に纏えるなら、年齢を重ねるのも楽しそうだな、と思ってしまいました。この方の色彩感覚って、本当に素晴らしい。この感想で、「よくわからないなぁ。」とお思いなら、ぜひページを捲って下さい。何よりも、その意味がわかるでしょう。

    心のなかに虹の色を持っている。だからこそ、子どもたちがわくわくする物語が書けるのでしょうね。『魔女の宅急便』は、確かに名作ですが、それだけではありません。『スパゲッティがたべたいよぅ』も、この方のお作だったのですね。学級文庫や図書館の児童室にあったのを覚えています。

    社会性の高いお作も多くあるようですし、いろいろなお作が、子供から大人まで、長く読まれたらいいなと思います。やさしい語り口の児童文学だからこそ、長く読まれるものもあると思いますので…。自分の知らない人生の記録を、分けて頂けると思うと、貴重ですね。

    心に私もひといろ。本と一緒に、口紅にしようか、きれいな色のスカートにしようか、スウェーデンの木のペンダントをモカブラウンのシャツに合わそうか…。真似してみたら、ちょっと角野さんやキキに近づけるかな?

  • 魔女の宅急便を書いた人だそうです。
    私は明るい人になりたいとよく思うのですが、
    この方だいぶ明るそうだから気になって読みました。
    作品から想像しました。

    どんなに明るい人にもかげの部分はあるんだと思った。
    母親を5歳で亡くしている。
    そこからどう生きていくのかはやっぱり根が明るいかたなのかしらね。
    とても風通しの良い部屋に住んでいそうなイメージをもちました。

  • 角野さんのカラフルな暮らし、憧れる。
    私は楽だからモノトーンが好きだけど、
    色に囲まれると、きっとワクワクしたりいろんな影響を受けられそうだなと思った。

  • シンプルでお洒落。個性的で可愛い。そして活動的。
    角野さんのあれこれが詰まったエッセイ。
    写真も豊富で見ていて楽しいです。

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著者プロフィール

角野栄子(1935年生れ)は早稲田大学教育学部卒業後、大手書店出版部に勤務し、結婚。35歳で作家デビューしました。1985年には『魔女の宅急便』(福音館書店刊)を発表。2000年に紫綬褒章、 2014年に旭日小綬章を受章。数多くの受賞歴があり、2018年、国際アンデルセン賞の作家賞を受賞しました。『一年生になるんだもん』『ようちえんにいくんだもん』(共に文、文化出版局刊)、『わたしがあかちゃんだったとき』『わたしようちえんにいくの』『ラプンツェル』『シンデレラ』『ねむりひめ』(以上翻訳、文化出版局刊)など、著書多数。

「2020年 『赤ずきん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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