『魔女の宅急便』が生まれた魔法のくらし 角野栄子の毎日 いろいろ

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 228
レビュー : 24
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046050

作品紹介・あらすじ

家の壁のほとんどを占めるたくさんの本棚。大好きないちご色の壁。長年の日々の台所仕事で得た、かんたんおいしい十八番のメニュー。カラフルなメガネやキャンディみたいなリング。ビビットなカラーのワンピース。『魔女の宅急便』をはじめ多くの児童文学の名作を生み出してきた、作家角野栄子の美しい暮らしをあますことなく紹介する一冊! 五歳で母をなくし、戦争と終戦も体験。二十四歳でブラジルに移民として渡り、世界中の人々と知り合った。現在八十二歳の角野栄子は言う。「魔法は一つ。すべての人が、必ず持っているのよ」人生を明るく、色鮮やかにいきていくための『衣』『食』『住』のレシピ集。

感想・レビュー・書評

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  • 「魔女の宅急便」でお馴染みの、角野栄子さんのエッセイ集。
    もうとにかくとても素敵だった。自分に似合うもの、好きなもの、キートーンとなるものを選び、信頼し、身にまとうことは、こんなにも素敵。
    ずっとお気に入りの口紅。オーダーメイドのワンピース。飴玉のようなころんとした指輪。とっておきの路地道。毎朝の搾りたてジュース。
    角野栄子さんの日常を構成するそういうすべてのものが生き生きと、きらきらとしていました。
    見えない世界を想像し、工夫を凝らし、一人で生きていく、それが魔法なのよという言葉。
    角野栄子さんが言う通り、そうできたときに初めてきっと私の心も動いて、ただひとつ私のための確かな魔法を手に入れることができるんだと信じられました。
    なんだか「西の魔女が死んだ」の魔女になるためのレッスンのようでわくわくした。
    まだまだこれからの人生。ようやくその萌芽を感じ始めているまさに今から、ゆっくりゆっくり私だけの魔法を育てていきたいと思います。

  • まるで、絵本の中に出てくるような
    角野さんの暮らし。
    大好きなものたちに囲まれ、大好きな服を身に着け
    少女の様に笑う角野さんはなんと御年82歳になられるそうだ。
    む・む・む・・・角野さんは
    やはり本物の魔女だったのか。

    齢を重ねたらこんな心意気で、
    こんな風に毎日を過ごして行けばいいのか!
    丸ごと真似することはできないかもしれないけれど
    子どもの頃、絵本の中の主人公たちに憧れたように
    今私は猛烈に角野さんワールドに入り込みたい気分です。
    最後に特別収録されている『おいとちゃん』
    やさしくてやさしくて泣けてくる短編です。

    • nejidonさん
      はじめまして。フォローしてくださり、ありがとうございます。
      角野さんは、作品のイメージを損なわない、素敵な方ですね。
      こんな風に年を重ね...
      はじめまして。フォローしてくださり、ありがとうございます。
      角野さんは、作品のイメージを損なわない、素敵な方ですね。
      こんな風に年を重ねられるかどうかは分かりませんし、自信もないですが
      せめて真似たいものです。
      「おいとちゃん」は私も好きですよ。
      今後ともどうぞよろしくです。
      2017/05/18
    • にゃんこさん
      >nejidonさん♪
      はじめまして。コメントありがとうございます^^
      大好きな物語の作者さんが
      こんなに素敵な人で、なんだかとっても...
      >nejidonさん♪
      はじめまして。コメントありがとうございます^^
      大好きな物語の作者さんが
      こんなに素敵な人で、なんだかとっても幸せな気持ちなのです。
      おいとちゃん、あたたかくもせつないですね。。。
      更に年齢を重ねられた角野さんのこれからの作品がますます楽しみになりました♪
      こちらこそ今後ともよろしくお願いします♪
      2017/05/18
  • シンプルでお洒落。個性的で可愛い。そして活動的。
    角野さんのあれこれが詰まったエッセイ。
    写真も豊富で見ていて楽しいです。

  • 角野さんの暮らし方に憧れた。カラフルな服が可愛い。

  • 自分の、好き!を見つめよう。そして、鎌倉に行きたくなりました!巻末の掌編が贈り物のように思えました。

  • とても個性的で素敵な女性だと思う。トレードマークの眼鏡と赤い口紅、大振りのアクセサリー。とてもお似合いだ。
    オーダーの本棚も羨ましい限り。
    こんなライフスタイルに、憧れる人は多いかもしれないが、なかなか真似は出来ない。これは、彼女の個性と経験から生まれたものなのだろう。
    でも、やっぱり憧れるなぁ。


    50

  • 以前の美魔女のような不自然なアンチエイジングから、自然な年齢の重ね方を見せる流れにシフトチェンジされてきたのかな、と思う。

    同じような毛色の本として比べてはいけないのだけれど、女優草笛光子さんのスタイルブックが出版されている。
    草笛さんは、どうしても顔に性格のキツさ・気の強さが出ているように感じて全く憧れないのに対し、角野栄子さんは気取った感じでもなく、チカラを抜いた柔らかさを感じる。
    沢山ある眼鏡や引っ越した鎌倉での暮らしがとても似合っていて素敵。

  • い図

  • 1000冊以上の子どもの本をつくってきた角野栄子の日々のくらしをきりとったフォトエッセイ

    住まい、おしゃれ、食事など、いろどりいっぱいの日常が紹介されている

    さりげなくとりあげられる地元の風景が鎌倉を知る者にはとくにうれしい一冊

  • 「魔女の宅急便」の原作で有名な角野栄子。
    彼女のエッセイというか自叙伝というか、なんというか
    今までの生い立ちも含めていろいろ。
    興味本位で読んでみたけど生き方というか
    普段の生活が丁寧な気がする。
    ちゃんと自分を確立しているというか
    自分に似合うものもそうだし
    好きなものに囲まれて生きてる!って感じがした
    あぁこうやって物語が作られていくのだなぁと
    しかし80歳過ぎてもこんなに元気なのはすごい
    ぜひ長生きしていただきたい

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著者プロフィール

角野 栄子(かどの えいこ、本名 渡辺栄子)
1935年生まれ。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、紀伊國屋書店出版部に勤務し、結婚して退職。1960年、25歳の時に自費移民としてブラジルに2年間滞在。早大時代の恩師、アメリカ文学研究者龍口直太郎の勧めによって、ブラジル体験をもとに描いたノンフィクション『ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて』で作家デビュー。それから7年かけて、絵本・童話の創作も始めた。
産経児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞、巌谷小波文芸賞、東燃ゼネラル児童文学賞、IBBYオナーリスト文学賞など多数の受賞歴がある。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。
2018年、「児童文学のノーベル賞」「小さなノーベル賞」と評される国際アンデルセン賞作家賞を受賞。代表作の『魔女の宅急便』シリーズ、『トンネルの森1945』が受賞声明で言及されていた。

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