北天の馬たち (角川文庫)

著者 : 貫井徳郎
  • KADOKAWA (2016年9月22日発売)
2.96
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  • 本棚登録 :108
  • レビュー :22
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046081

作品紹介

横浜・馬車道にある喫茶店「ペガサス」で働く毅志は、二階に探偵事務所を開いた皆藤と山南の仕事を手伝うことに。しかし、付き合いを重ねるうちに、毅志は皆藤と山南に対してある疑問を抱いていく……。

北天の馬たち (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 横浜に住んでるので、それだけで良い作品と思っちゃうのはいけませんね笑
    さて初めての貫井先生の作品だったので、いつもの貫井節が、という感覚が皆無です。本作だけの感想を述べますと、ミステリーという要素はほとんどなかったです。サスペンスというかエンタメなのかな、大変読みやすく、登場人物たちにゆったりとした愛情をもてる作品でした。
    連作短編かと思いきや、一本に繋がっていったので、そこはミステリー作家ならではかなと思いました。

  • 『追憶のかけら』に続き、貫井作品15作目。ヨコハマ探偵物語。解説者も書いておりますが、自分が知っている街が出てくるとわくわくしますね^^ 皆藤と山南の探偵二人の友情、その二人に憧れを抱き、少しでも認められたいと奮闘する毅志、キャラクタたちがホント魅力的だ!探偵たちの昔語りにはちょっとうるっと来た>< 結末がああだったから…。エピローグはあれで良かった、と思う。表紙の輝く三つ星は聡一、淑子、芽衣香、下の街灯二つは皆藤と山南だと思った。

  • 2017.5.13-43
    母の喫茶店を継いだ毅志が2階に探偵事務所を構える皆藤と山南を手伝うことになるが・・。
    最後に皆藤達と聡一が知り合う切っ掛けなどが書出て来るが、淑子が何故に敬次のようなとんでもない男と結婚したのかの方がよほど最後まで疑問が残る。

  • 軽めの話だとおもっていたら、
    しっとり、ミステリー。
    ひとつひとつ、
    あったかい気持ちに包まれながら、
    意外な展開を追っていくうちに
    そこ、繋がるのかーーー!
    と、一気読み。
    多くを語らずとも、
    真の友情で結ばれたいい男たち。
    空を見上げ、また会えることを願う…

  • 自身が人見知りなものですから、いくら気さくだからといって2階に事務所を構えた探偵2人に「自分も仕事を手伝わせてくれないか」と申し出るなど、到底考えられない、不自然じゃないかと思ってしまうのですがどうでしょう。
    作品を通して探偵2人のキャラクターがひたすら強調されているのがかえって、本当にこの人たち信用できる人なのか?と思わせる。
    実は2人は超悪役だった…!ってなったらもっと面白かったかもー。

  • 馬車道に店を構える喫茶店のマスターが探偵に弟子入りし、その仕事を手伝う。最初は連作短編集かと思ったら長編だったし、日常系ミステリかと思ったら意外に重い話。人物描写や行動に違和感を覚えながら読み進めると意外な真相にたどり着き、物語の構造そのものに騙された。
    そこは面白いと思ったのだが、残念ながら登場人物にあまり魅力を感じなかった。主人公が二人の探偵に対して「離れがたい」ほどの魅力を感じた理由もよくわからなかったし、探偵たちが鳴宮の息子にそこまで義理を感じる理由もわからず。もちろん表現されていない部分に色々あったのだろうが、伝わって来なかった。

  • とても読みやすいのだが、凄く違和感がただよいながら話が進む。
    そして、衝撃の結末へ。

  • 探偵事務所の二人と喫茶店のマスター。三人三様の性格が面白かった。探偵さん二人の過去に隠された事実に息苦しくなる。やっぱり帰って来て欲しい‥‥

  • 文章が読みやすいのはさすが。スルスル読めた。
    が、とても普通。可もなく不可もなくのミステリ。これを貫井さんが書く必要があるだろうかと。貫井さんの作品は重厚で、読んでて息苦しくなるくらいのミステリが好きなので、今作は拍子抜けしてしまった。

  • 馬車道に事務所を構える探偵を主人公にした連作短編かと思いきや、1つの物語になっていた。しかし、結末の無理矢理感は否めない。

    毅志がマスターを務める馬車道の喫茶店の二階に入居した山南と皆藤の二人の探偵。そんな二人の探偵に惹かれた毅志は、探偵に弟子入りするが…

    貫井徳郎にしてはミステリーの面白さも、深みも余り感じない作品だった。

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