- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041046098
作品紹介・あらすじ
文字を偏愛する鳴海理沙班長が率いる捜査一課文書解読班。そこへ、ダイイングメッセージの調査依頼が舞い込んできた。ある稀覯本に事件の発端があるとわかり、作者を追っていくと、さらなる謎が待ち受けていた。
感想・レビュー・書評
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波瑠主演でテレビドラマ化された「未解決の女」の原作シリーズの第2作。この話はドラマにはなってないと思う。この作品から新人の夏目巡査が加わり、ようやく矢代+夏目で波瑠さんの元が出来たようだ。小説の鳴海さんはドラマよりもっとうざい
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前作よりは筋が通った話にはなっているが、継ぎ接ぎ感、後付け感はあいからわず
前半の流れと、それを無視するかのような後半の突然の展開が、どうにも説得力がないですね
これをひらめき、と言ってしまうのには無理がありませんか?
訴えかけるかのように書かれているのに、もう一つ感情移入できないところも変わらずです -
時効廃止となり、専任部署を描く小説が多いが、文書の内容に特化して描く作品は珍しい
前作も読んでいる(記録では)
覚えていない(笑)
ドラマ化されて見ているので、今回は作品の世界観を知っているのだが、主役に魅力を感じさせるには別の事件が必要か?新任の夏目は、はるさんのイメージそのままかも -
同シリーズは、この作品が初読み。
文字、文章、小説などを分析し、
謎を解明していく捜査官。
活字中毒者にとっては、なかなか、興味深い設定だ。
ただ、もう少し、登場人物がキャラ立ちしても
いいんじゃないか。
探偵役の鳴海も、チームメンバーの矢代も。
そして、新人である夏目も。
くどいくらいのキャラでも、十分読ませるんじゃないかと。
ストーリーもそうだが、少々物足りなさが残った。
針金で縛られた男性の遺体が発見される。
左手の先には、血文字のメッセージがあった。
さらに遺品の中から、小説らしきものが見つかる。
それは「永久囚人」と題された奇妙な小説の
一部だと思われる。
しかも、全部で99巻存在し、
中みは、一部を除き、同じものだという。
事件の解明は、鳴海の解読にかかる。
そうするうち、さらに、同じ状況の遺体が見つかった…。 -
なんかちょっと法虫医学者化してないか。
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警視庁文書解読班の鳴海理沙,矢代朋彦の所に新人の夏目静香が加わって,事件を解決する物語だが,彼らの班は他の係からは邪魔者扱いをされる.今回の事件では殺害された被害者がダイイングメッセージを残しており,それの解読から始めて,次々と新事実を探り出す.「永久囚人」という妙な小説が事件の重要なポイントで,作者の有村誠の所在を探ることになった.彼が若い時に通っていた図書館が小説の原点ではないかと理沙が感じ取ったことに,事件解決のカギがあった.面白かった.
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2017/12/12 69読了