獄の棘 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 45
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046203

作品紹介・あらすじ

「赤落ちを始める。みんなドンドン賭けてくれ」
有罪判決を受けた被告人が控訴するか否かを賭けの対象にするギャンブル“赤落ち”。腐敗した刑務官たちの姿に戸惑う新米刑務官の良太だったが、賭けに勝つために解き明かされた予想を裏切る真実に心動かされ――(「赤落ち」)。
受刑者との結婚を望む女性、刑務官を挑発するような脱獄計画。不可思議な出来事を解き明かすうち、良太は刑務所の闇に迫っていく。傑作社会派ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 大門剛明『獄の棘』角川文庫。このところ、自分にとって大門剛明は安心して読める作家の一人になった。

    青森県弘前刑務所を舞台にした連作短編小説である。主人公の新米刑務官、武島良太はキャリアの名久井惣一看守長から極秘の調査を依頼される…

    刑務所という特異な社会を舞台に、何とも見事なミステリーと人間ドラマを描いたものだ。短編の一つひとつに張り巡らされた数々の伏線。それが一つに交わった時、全ての謎が白日の下にさらされ、長編小説が完成する。

    長岡弘樹の『教場』にも似た雰囲気を持つ面白い作品である。

  • 刑務所を舞台にした連作短編ミステリー。刑務所内でのリアルな実態とともに描かれる人間ドラマに引き込まれた。さらにミステリーサスペンスも堪能出来るエンタメ作品。WOWOWのドラマが楽しみ。キャスティングが見事。

  • 変わった設定だったけどそれなりに面白かった

  • 塀の中の正義とは。
    ドラマ化を前に読んでみたのだけど、これが想像以上に面白くて一気読み。
    新人刑務官武島良太は窪田に脳内変換。なんとぴったりな。
    エリート名久井と、看守部長秋村のそれぞれの正義に揺られつつ読んでいくが、たどり着くその場所は…
    いや、これシリーズ化してほしいわ。

  • 『ヒトヤノトゲ~獄の棘~』
    WOWOW/毎週日曜放送
    2017年3月19日から

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プロフィール

だいもん・たけあき
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をダブル受賞した『雪冤』で2009年にデビュー、ドラマ化される。主な著書に『告解者』『婚活探偵』『優しき共犯者』『鍵師ギドウ』などがある。『テミスの求刑』『獄の棘』など映像化作品も多い。

「2017年 『反撃のスイッチ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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