星をつける女

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 152
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041046456

作品紹介・あらすじ

「私は、ただ星をつけるだけの女です。
もしあなたが、あなたの人生を「星つき」にしたいと願っているなら、
四の五の言わずにあなたの行動で示すしかないじゃないですか」
牧村紗英 (30代 「牧村イート&リサーチ」代表)

世界的な「食の格付け本」の「格付け人」、牧村紗英。
会社を辞めて独立し、シングルマザーとして働く彼女は、
先輩で相棒の真山幸太郎と、人気店の覆面調査を開始する。
絶対的な味覚と調査能力で、彼女がつける「星」の数は……?

(本日の調査対象)
1 有名人も常連の高級フレンチ「メゾン・ド・カミキ」
2 行列のできるラーメン店 「麺屋勝秀」
3 今もっとも泊まりたいお宿「白浜温泉 紀州ノ庵」

感想・レビュー・書評

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  • 原さんの、現代における問題に皮肉に突っ込むような雰囲気の作風がすき。

    今回は七海さんの出てくる麵屋勝秀がとくによかった。
    ストーリーにプラスして、主人公たちがいろんな役になりきるのがおもしろい。

  • 原宏一の『食』は面白い。

    食品偽装、ブラック会社、世襲問題など
    現代の食の問題点を
    企業側だけを悪者にするのではなく暴いてくれる。

    主人公の牧村紗英は言う

    1人の人間として真っ当に生きていくためには、星は星、情は情 と割り切らなければバランスが取れない。

    美味しいやキレイだけでは語れない食の世界を堪能して星い(ほしい)

  • 食材偽装(キックバック)による詐欺と脱税、店員のやる気と自己犠牲の精神をいいように利用するブラック企業・・・、外食産業は、料理を提供する側だけでなく、料理をチェックする側も必要なのか~~~! 「ヤッさん」「佳代のキッチン」などの原宏一さんの「星をつける女」、2017.1発行です。メゾン・ド・カミキ、麺屋勝秀、白浜温泉紀州の庵の連作3話。シリーズ化の予感がします(^-^)

  • 思いのほか面白かった^ ^食べ物業界はけっこうブラックな面がありそうなので、こういうことあるかも…と思わされる。

  • 食べ物好きな僕には すごく面白い作品です。
    これから シリーズ化されるのかな?
    垣根涼介氏の作品みたいな感じで(原宏一さん ごめんなさい

  • 2018年2月西宮図書館

  • 飲食店などの覆面調査員である牧村紗英が活躍する物語が3篇.相棒の真山幸太郎との掛け合いが楽しめた.ラーメン店を展開する鯖江勝秀社長と梶原専務の話である「麺屋勝秀」が面白かった.門倉七海の奮闘も良く,前作で登場した五十嵐智也も絡んでくる.最後に紗英,幸太郎,智也に七海が加わって新たなチームが出来たが,このメンバーでの次作を読んでみたいものだ.

  • 借りたい本がなくピンチヒッターだったこれ。大ヒット!星ってそれだったのね、と思った次の瞬間には次の展開で。話の前半はリアル感満載。あそこのことかしらん、と思わず。結局は物語なんだけどね。差し引いても☆三つw

  • ドタバタギャグ漫画のような展開。サラッと読めるが、特に感じるものもない。
    続編があっても、読まないかな。
    食べ物は、とても美味しそうに描かれてる。

  • いい意味でも悪い意味でも軽くさっと読めた。ごまかしとかブラックとか外食産業の一面を見れました。紗英や人物の深いところとか、見てみたい。智也だって三作目は目立った出番がないし。続編とかで期待かな。
    原さんは食に関するものを書く人?

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー。鋭い風刺とユーモアで描く独特の作風で話題に。07年、ある書店員の熱心な応援で、2001年に文庫化した『床下仙人』がブレイク。09年、グルメのホームレスが人助けをする人情小説『ヤッさん』が、15年には『握る男』がベストセラーになるなど、時代を超えてヒットを連発する人気作家。

「2018年 『穢れ舌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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