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本 ・本 (576ページ) / ISBN・EAN: 9784041047330
作品紹介・あらすじ
偽名を使い、多数の人を殺めてきた腕利きの榎波は、暴力団員が起こした動物惨殺事件を見逃すことが出来なかった。激情に駆られながらも、冷徹に暴力団員を射殺した榎波だったが、その完璧さが彼の運命を大きく狂わせていく。榎波の手口が他の伝説の暗殺者・花井と酷似していたことから、花井を追うことになった“影の弁護士“藤立。本来絡み合うはずのない二人が、再び出会うとき、未曾有の犯罪を巡る追跡劇がはじまる。
感想・レビュー・書評
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購入済み
2022.03.13.読了
とんでもなくつまらなかった。
直木賞を受賞された頃にに藤田宜永、小池真理子、作品にどハマりしてむさぼり読んだ。
ここのところずっとご無沙汰していたが、藤田氏が逝去されたことを知り、何が新しい作品を読んでみようと思いたち「血の弔旗」を拝読した。
久しぶりの藤田作品、めちゃくちゃ面白かった。
その後、小池真理子の「沈黙のひと」を読み、これまた大当たりで、次に購入したのがこの作品。
んーーーーー。
何が言いたいのか?さっぱりわからないし、ストーリーが雑だし。。。
藤田作品、私史上、最低のレベル。
オススメ出来ない。残念。 -
いやあ好きでした、面白かった。中弛みしなかった、長さを感じなかった。藤田宜永氏は恋愛ものも書かれているのでそこら辺が凄く上手いですね...本当に上手くミックスされていて高度な技術だなと...解説を読んで改めて凄さを実感しました。それと、登場人物全員が興味深く良い味出してたなあ。
でもとにかく私は榎波、最高に好きにですね。なんだろうなあ、多分藤田氏の世界観が自分にはツボなんだと。
最初描写が細かくてうお...と思いましたが、それが良いんですね。読んでいると当然ですけど気にならなくなる、でもそれがこれの面白さに繋がっていますねうん。本当に面白かったです。
まあまあなハードボイルドなので、好みは分かれます。 -
ニューヨーク生まれの腕利きヒットマンが、予定がないから地裁をのぞきに行き、見聞きした事件に義憤をかられ殺人を犯す・・・なんかヘンな出だしのストーリーである。他には、その腕利きヒットマンがなぜ、女性をたぶらかしたり、あちこちに姿を現し痕跡を残すのか、まったく解せないキャラであった。主役がこのヘンなヒットマンではなく、元弁護士と元警察官という二人組だとしたら、シリーズ化してTVドラマにしたらそこそこ面白いかもしれない。
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まあまあのハードボイルド
著者プロフィール
藤田宜永の作品





