犯罪小説集 愛蔵版

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 13
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047347

作品紹介・あらすじ

人はなぜ、罪を犯すのか? 愛と欲。夢と挫折。堕ちていく男と女。犯罪によって炙り出される人間の真実。凄絶で哀しい5つの物語。著者の新たな代表作、函入り愛蔵版。

感想・レビュー・書評

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  • タイトル通り「犯罪」の短編「小説集」。
    人はなぜ、罪を犯すのか?ということがテーマの5つのお話。

    ・少女疾走事件で、罪悪感を抱える人々と、社会的には弱者の親子の話。
    ・多情のために殺人を起こした女が、かつての同級生だったことを知った主婦。その同級生の人生を調べていく話。
    ・ギャンブルにハマった御曹司の話。
    ・村八分にされて殺人を犯す男と飼い犬たちの話。
    ・昔の栄光を捨てられず借金にはまり殺人まで犯してしまう元プロ野球選手の話。

    どれも、やりきれない結末で、悲しい。
    それでも、どうしてこんな犯罪を犯したのかわからないパターンはなくて、現実もこんな感じなのかしらと思った。
    リアルというわけでもないけど、どこにでもありそうな不安感満載の小説。

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。
1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。
2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。
その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。体当たりの演技を披露した広瀬すず出世作としても名を残すことになる。

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