死と呪いの島で、僕らは (角川ホラー文庫)

著者 : 雪富千晶紀
  • KADOKAWA (2016年9月22日発売)
3.34
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  • レビュー :14
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047354

作品紹介

――それでも、彼は彼女に、恋をする。
ボーイミーツガールから始まる最恐の青春ホラー!

東京都の果ての美しい島。
美しい少女、椰々子は、死者の預言を聞く力を持ち、不吉だと疎まれている。
同級生で名家の息子の杜弥は、そんな彼女に片想い。
しかし椰々子が「災いがくる」という預言を聞いた日から、島に異変が。
浜辺に沈没船が漂着し、海で死んだ男が甦り、巨大な人喰い鮫が現れる。
やがて島に迫る、殺戮の気配……。
呪われているのは、島か、少女か。

怖さも面白さも圧倒的!! 
第21回日本ホラー小説大賞《大賞》受賞作!

死と呪いの島で、僕らは (角川ホラー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 舞台は伊豆諸島の東端の須栄島。何故か島民から村八分の扱いを受けている椰々子という女子高生孤独。そんな彼女のことが気になっている同級生の杜弥。この二人が物語の主人公。
    昔話で語られていた〈顔取り〉〈大師火〉〈鋤持の神〉〈補陀落渡海〉などという怪異が次々と起こるこの島っていったい・・・?
    そして、島に「災い」をもたらしている元凶は誰なのか?もしくは何なのか?その謎が解き明かされる過程にはらはらするあたりは、綾辻行人さんの『Another』のような雰囲気を感じました。
    陰惨なシーンもありますが、結末は青春ホラーという趣です。

  • てんこ盛りホラー/ミステリー

    椰々子が聞く神からの予言だけが物語とどう絡んでいたのかだけ謎。
    聞けるだけ?

  • 島特有の因習や伝承に絡めたホラーかと思っていたら、途中からどんどんスケールが大きくなり、国や時間を越えた壮大な物語に。

    呪いに怨念、ブードゥー教、カニバリズム、そして死者の復活、と正直詰め込みすぎの感はあるかな。
    呪いとか怨念とかも大好物なんだけど…。現実離れした状況でどんどん人が死ぬ割りに、あまり恐くないのが残念。

    でも、青春ホラーというだけあって、椰々子と杜弥のラストが爽やかで、救いがあっていい。

  • 島にありがちな呪いや昔ながらの言い伝え的なホラーだと思ったらなんとも壮大なお話だった。

    でも、無理やりなこじつけもあったりで内容の割には薄いかなぁ

  • 2017.7.1 読了

  • すごく面白そうな気配があったけれど、期待はずれだった。
    設定とかが面白いはずなのに、十分に活かしきれてないまま、物足りなさを残したままにおはなしが終わってしまった感じ。
    ホラーらしく多少寒気のするところもあるにはあったけれど、全体的にインパクトは小さかった。
    170508

  • 「呪われているのは、島か、少女か。――それでも、彼は彼女に、恋をする」というキャッチコピーは胸キュンキュンしそう。ホラーは苦手だけれど、「青春ホラー」の触れ込みに惹かれました。

    東京都の果てに浮かぶ美しい島。美少女・椰々子は赤ん坊の頃にこの島に漂着したところを救われた。が、素性がわからず、死者の預言を聞く力を持つ彼女は不吉だと疎まれ、村八分にされている。彼女の同級生で町長の息子・杜弥は、立場上、彼女の面倒をみている父や兄からも彼女に関わらないようにと言われているが、それでも彼女のことが好き。ある日、椰々子が「災いがくる」という預言を聞いて以来、島に次々と異変が起きて……。

    島の美しい情景は目に浮かぶようだし、杜弥はじゅうぶん「青春」しています。そんななかで、顔を乗っ取られる住民が現れたり、連続して惨殺事件が起こったりして興味はそそられます。しかしどうにも話が散漫。あっちこっちへ飛んだうえ、終盤にそれまでまったく出てこなかった町人が登場したりして、しかもこれがわざわざ説明を要する人とも思えず。島に災いをもたらすきっかけとなった人物というのか犯人はわりと早くに想像がつくのもつまらない。ちっとも怖くないし。だけど、これを映像化したら、そこそこおどろおどろしい作品になるのではという気がします。

    青春ホラーですから、最後はもちろん青春。爽やかだから良しとしましょうかね。

  • ミステリーは大好きだけど、怖がりなのでホラーは苦手。
    それでも一気読みするくらい面白かった。
    もちろんグロテスクな部分はあるけれど、主人公とヒロインが真っ直ぐで中和される。
    ゾクゾクしてハラハラして、でも読後感の良いエンターテイメント。
    半端な季節に読んでしまったけれど夏に読みたかった。

  • ディズニー的な王道系の物語展開で当たり障りなく面白いとは思いますが、ちょっと呪術やらうんたらで情報過多な気がします、、そして致命的なのがまぁ〜怖くない、、角川ホラーさ〜んT^T

  • 離島を舞台にした、かなり盛りだくさんな青春ホラー。章ごとに都市伝説的内容だったり島の伝承的な内容だったりとテーマが異なる事件を扱っているが、それらが島の大きな異変の正体へとつながっていく展開にわくわくした。予想外にスケールが大きくなり派手な展開となるが、風呂敷をしっかりと畳んだ手腕は見事。
    初めの方、特に顔取りとヨットの話は好みで怖さもあったのですが、後半にいくにつれてなんでもありにしてしまい緊迫感はあるものの怖くはなかったのが少し残念。
    空回りしつつもがんばってる主人公には好感がもてた。ざっと読み返してみると、友人はかなり重要なポジションだと思うのに若干影が薄く、理不尽かつ不憫。

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