- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041047408
作品紹介・あらすじ
水もしたたる美少年、犬阪毛野は父の仇である管領扇谷定正を狙い、その屋敷に潜り込むが奥方蟹目の方に正体がばれて、牢に入れられてしまう。その毛野を一目見た扇谷の一人娘陽姫が見て恋焦がれるように…! 何とか娘に諦めさせようと、毛野に剛の者たちとの婿取り試合をさせるが…。『南総里見八犬伝』の大胆な解釈のもと大人気を博した伝説の人形劇を、脚本家自らが書き下ろした完全小説版、第3弾!
感想・レビュー・書評
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起、承はわくわくしながら猛スピードで読んでしまったが、転は手に入れるのに時間がかかったせいか、前2冊のようにエキサイトはしなかった。
この巻はテレビの尺の関係で、もともと『南総里見八犬伝』に載ってないストーリーが盛り込まれているせいか、少々間延びの感がある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1973年4月、私が小学生2年生の時から2年間、NHK人形劇の「新八犬伝」を観ていた。大好きだった。
単行本2冊も購入し何度も読んだが、内容が難しかった記憶がある。
やっと文庫本で発売された。
読むのが楽しみだ。(2021.9.7)
※2017年or2018年購入 -
うろ覚えなのだが、この(転)では、昔の放送当時の記憶が、所々残っている。
当時は、あまり日本の地理にも歴史にも詳しくなかったので、今より全然理解していなかっただろう。
ただ、ストーリーの流れの面白さで、見ていたのだと思う。
原作もうろ覚えなので何とも言えないが、潜水艦が登場したり、雷様が登場したり、荒唐無稽、奇想天外である。