気障でけっこうです (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
2.93
  • (0)
  • (2)
  • (10)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 50
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047637

作品紹介・あらすじ

女子高生のきよ子が公園で出会ったのは地面に首まですっぽり埋まったおじさんでした――「私、死んじゃったんですよ」“シチサン”と名乗る悩みを抱える気弱な幽霊と今どき女子高生の奇妙な日々が始まった。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • とある公園に、おじさんが埋まってました。首だけ出して垂直にスッポリとハマってました。そんな話から始まる物語。シュールな話だなぁと思いつつ、これはどんな種類なのか⁇コメディ⁇推理小説⁇イヤイヤ意外にも途中でちょっと泣いたりしちゃいました。重い話もあり、人間ってなんなんだとちょっと憤ったり。でもこの題名が最後に決め台詞となります。なるほどねって感じ。巻末のキエちゃんとハムスター男子(笑)も好きです☆

  • 女子高生のきよ子はひょんなことから公園で埋まっていた眼鏡のリーマン風の男に出会う。埋まってるのを助けようとするが助けられず、幽霊のリーマンが出てくる。
    素直じゃない幽霊と丁々発止やりあうきよ子。そのうち、そのリーマン幽霊はこの世に未練を残していることが判明し、きよ子の友人と共にその未練を解決していく。
    リーマンは亡くなる前はヤのつく金融業だったりする。
    持っていきようによってはハードボイルドになりそうなのに文体が軽妙。キャラも軽妙。とくにきよ子の友人・キエちゃんが個性的。
    ギャグのようでいて、最後はホロリと泣かせる。

  • 「公園に、おじさんが生えている。」
    これ程そそられるキャッチコピーがあるだろうか。
    ただ、はっきり言ってしまえばそれだけ。ストーリーもありきたりで、微妙。

  • 2016年最後の一冊。背表紙で興味買い。ミステリにしても青春ものにしても、ちょっと中途半端に感じた。
    あらすじ(背表紙より)
    女子高生のきよ子が公園で出くわしたのは、地面に首まですっぽり埋まったおじさんだった。「人生の小路に潜む、落とし穴にはまり…」と間抜けな格好で嘆く男。きよ子は助け出そうとするも、途中で車にはねられ病院へ。その後、目を覚ましたきよ子の前に、なんとあの男が現れた。「私、死んじゃったんですよ」そう、幽霊となって―七三分けの気弱な幽霊と今どき女子高生の奇妙な交流を描く、切なく不思議な新感覚の青春小説。

  • 普段あまり読まないジャンルを読もうと思い新刊コーナーで見かけ購入。

    終始軽い文体で書かれているのですが、読みやすいと思う人と読みにくいと思う人に分かれると思います。
    僕は後者です。読み始めてすぐは本当にページが進まず苦労しました。というか読むのを止めようかとも思いました。
    途中からは慣れたので、サクサク進みましたがストーリーもはっきり言って微妙。
    幽霊には神様が定めたルールがあるのですが、かなり都合のいい設定になっています。最後に提示された魂が云々のルールは後出し感が強くないですか?
    それとネタバレになるので詳しくは書かないですが、最後のシーンでなんでそれが現実に残ってるんだよ、とは思いました。主人公が普段から制服しか着ない設定もいらないと思います。

    色々辛めの評価になりましたが、他作品も文庫化された時に気が向いたら読むかもしれません。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

1991年長野県生まれ。信州大学人文学部中退。2014年『気障でけっこうです』で第16回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『今夜、きみは火星にもどる』『おとめの流儀。』『こちら文学少女になります』『ぼくのとなりにきみ』『ぼくらはその日まで』『悲しい話は終わりにしよう』『放課後ひとり同盟』『友情だねって感動してよ』がある。

「2019年 『行きたくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

気障でけっこうです (角川文庫)のその他の作品

小嶋陽太郎の作品

ツイートする