BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.66
  • (13)
  • (45)
  • (36)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 324
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047644

作品紹介・あらすじ

連ドラ化された大人気シリーズ最新刊!
病院で起きた大量殺人! 比奈子らが追う犯人の目的は?

12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生との報が入った。死傷者多数で院内は停電。現場に急行した比奈子らは生々しい殺戮現場に息を呑む。そこは特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があり、狙われたのはまさにその階のようだった。相応のセキュリティがあるはずの場所でなぜ事件が? そして関連が疑われるネット情報に、「スイッチを押す者」の記述が見つかり……。
大人気シリーズは新たな局面へ、戦慄の第7弾!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 都内の病院で起きた大量殺人事件。
    手口は冷静で、まるで淡々と与えられた仕事をこなすように犯行は短時間で行なわれていた。
    犯人の目的は何か?
    怪しげな容疑者がようやくリストアップされるが、犯人と思われた男は死亡してしまう。
    事件は一見幕を閉じたかにみえたのだが・・・。
    事件の詳細が世間に明らかにされないまま、解決した「ON」事件。
    情報は不正確なまま流され、地下に潜っている悪意ある人間たちが中島に注目をしていた。

    中島と比奈子。
    互いに距離を少し置いたような関わり方が好きだ。
    これまでの経緯から、二人の未来が明るいものになるはずもない。
    だが無理だとわかってはいても、見返りを求めることなく、そっと見守るように想いを抱き続ける姿は切なくて、そして優しくあたたかい。
    次は「MIX」。
    比奈子の、そして中島の未来に何が待ち受けているのか。
    楽しみだ。

  • このシリーズ、はまり中でしてな! 図書館に途中までしか蔵書してなかったので、残りは大人買いでござる。
    警察+ミステリ+ホラーってカンジですか。
    ミステリの精度はホラー入ってる分ゆるめで、「えええこれって科学的にマジで可能なのかよ」的な疑問点は散見されます。
    とはいえ、そーゆー細かいところを気にしなければ、とても読みやすく面白いっす!
    もっと早く手ェ出しておけばよかった-。

    なんつーかね、ヒロインの比奈子ちゃんに感情移入しやすいのよね。
    刑事だけど親しみやすいキャラ+彼女の成長物語でもあるし。
    若い女性なら本人に感情移入するだろうし、若い男性なら同僚の視点から彼女を見て励ましたい気持ちになるでしょう。
    中年男性ならば上司の気持ちで読めるし、中年女性ならば天国で見守っているお母さんの気分、もしくは僭越ではありますが死神女史の視点で(笑)
    年配の方ならばおじいちゃんおばあちゃんの(略)

  • シリーズ7作目。今回はクリスマスの病院で起きた大量殺人。被害者は入院中の受刑者ばかりという事件。

    事件自体は次作に続くので、続きが気になるところだけど、三木捜査官と麗華さんの婚約とか、東海林の異動の話とか、死神女史の体調とか、お馴染みのメンバーにも変化があらわれはじめ、今後新たな展開もありそう。
    そして、前作に出てきた10歳の連続殺人鬼・永久と比奈子、野比先生3人の疑似家族のような関係。比奈子の真っ直ぐさで、永久の心が救われることを願う。

  • 12月25日未明、都心の病院で大量殺人が発生。死傷者多数で院内は停電との報に現場に急行した比奈子らは生々しい殺戮現場に息を呑む。そこは特殊な受刑者を入院させるための特別病棟があり、狙われたのはまさにその階のようだった。相応のセキュリティがあるはずの場所でなぜ事件が?藤堂比奈子シリーズ第7弾。

    死神女史の体調や、東海林の異動などいつものメンバーに変化が…永久と比奈子と野比先生の関係は疑似家族のようで、なんとか幸せになってほしいと思うも、背景を思うと切なくなってしまう…関連が疑われるネット上の書き込みに「スイッチを押す者」の記述があった事から、ここから大きな伏線が展開するのかな…と思いつつ次はスピンオフの「パンドラ」を読もうと思います。

  • 次巻への期待が膨らむ。

  • タヒチでの幕開けに、邦画でよくありがちな「意味のない海外ロケ」を想像して、なんでやねん。と思ったのも束の間、わけのわからん事件にどハマリ。冴えわたる野比先生のプロファイリング、犯人の狙いがまさかそこだとは。

    軽すぎるきらいのあった東海林さん、だんだん良さがわかってきました。彼が本作中で読む本のタイトルが『BACK』というのは、読者に媚びているようで個人的には嫌だ(笑)。三木さんの「勘違いが高じて病気の域に達したのでは」に大笑い。

    「寄り添うことって難しい」という台詞が心に残ります。次作も読まなきゃしゃあない。

  • シリーズ第7弾。
    特別な受刑者を入院させている病院で、患者のみを
    狙った殺人。
    事件は無理やり終わらせた感じだけど
    最後の方で犯人の本当の目的に思い至り、改めてゾッとした。
    これは新たな展開への序章と取った方がいいでしょう。
    何とも言えない嫌な予感しかしないんですけどぉ~

  • シリーズ7弾。
    今回は病院での大量殺人事件。
    その病院には公にされていないが、受刑者を入院させている病棟がある。
    犯人はその受刑者を殺害していた。
    それなりのセキュリティもあったはずなのに、犯人はどうやって潜入出来たのか。
    ネットでは犯人らしき書き込みも見つかるが…
    事件の裏には多くの謎が隠されているような…

    2018.10.28

  • 2018/10/4

  • 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズ、7作目。

    猟奇犯罪捜査班として、チーム力で犯人を絞っていく過程は面白かった。ただ、今回も謎の黒幕を残し、スッキリとしない終わり方。次作に続くとわかっていても、もう少しモヤモヤの残らない締め方が好みかな。永久と一生懸命向き合おうとする比奈子と中島先生の場面が良かった。あんまりこのカップル好きじゃなかったんだけど、ようやく受け入れられたかもしれない。

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

2月20日生まれ。長野県長野市出身、在住。長野県立長野西高等学校卒。デザイン事務所経営。2014年、日本ホラー小説大賞読者賞受賞作『ON 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』でデビュー。ほかの著書に、『ON』につづく「猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」シリーズの『CUT』『AID』『LEAK』『ZERO』『ONE』『BACK』『MIX』『COPY』、同シリーズスピンオフ『パンドラ 猟奇犯罪検死官・石上妙子』、「よろず建物因縁帳」シリーズ、『夢探偵フロイト』など。『きっと、夢にみる 競作集〈怪談実話系〉』にも参加している。

「2018年 『サークル 猟奇犯罪捜査官・厚田巌夫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)のその他の作品

内藤了の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
湊 かなえ
ピエール ルメー...
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印

BACK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする