- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041047682
感想・レビュー・書評
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17/09/26読了
2話めが好きだった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
楽しく読めたが、タイトルと内容が少しずれているように思った。
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政略結婚というと何かネガティブなイメージですがそんなことはなく、むしろラブラブなご夫婦のエピソードがほほえましい。江戸時代から現代へと3人の女性にエールを送りながら読んでいました。朝ドラにしてくれないですかね?時代の流れも見せられるし、タイプの違うヒロイン3人というのもきっと面白いだろうし。読後は朝ドラの最終回を見終わった気分でした。
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幕末、明治から大正、昭和、それぞれの時代に生きた3人の女性をヒロインとした連作。
まず、この読みやすさはすごい。時代背景や登場人物がことなるのに戸惑わない読みやすさはなかなかのもの。(好みの文体だからかもしれないけれど)
読みやすくて、わくわくして面白かったー。
ただ、なんというか全体的にとんとん拍子で話が進んでいくので、ドラマっぽいというかお約束的な感じがしないでもない。個人的にはお約束に走るなら、もすこし過剰に盛り上げがある方が好きだ。 -
3つの時代を生き抜いた女達のお話
解放感あり -
幕末から昭和にかけての女性の結婚や仕事等に関しての行き方を描いている。物語の時代と現在では女性の生き方や価値観の違いはあるが、共通している部分も感じる。現代とは違う恋愛観もあり、純愛さも感じられる。文明開化の時代、大正ロマンの中で女性の生き方と価値観の変化を受け止め、今よりも男性優位だった時代の中で、自分の芯となるものを大事にしてきた3人の女性に強さを感じる。「てんさいの君」に出てきた夫は妻、家族を大切にする、夫婦の鏡だと。家族制度が廃止され、最後の華族女優だった女性の生き方も一歩を踏み出し、共感する。
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てんさいの君、よかった。お皿が時代をこえて、つながっていく。おもしろかった。
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2話目が特に良かった。図書館で借りたけど買うことにします