虚実妖怪百物語 序 (怪BOOKS)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 370
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047767

作品紹介・あらすじ

復活した魔人・加藤保憲と太古の怨念。
窮地に立たされた榎木津平太郎、荒俣宏、京極夏彦らの命運は!?

シリアの砂漠に現れた男。旧日本兵らしき軍服に、五芒星が染め付けられた白手袋。その男は、古今東西の呪術と魔術を極めた魔人・加藤保憲に、よく似ているように見えた――。妖怪専門誌『怪』の編集長と共に水木プロを訪れたアルバイトの榎木津平太郎は、水木しげる氏の叫びを聞いた。「妖怪や目に見えないモノが、ニッポンから消えている!」と。だがその言葉とは逆に、日本中に次々と妖怪が現れ始める。
錯綜する虚構と現実。物語が迎える驚愕の結末とは――。

感想・レビュー・書評

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  • 面白~い!!(*≧∀≦*)読んでいて思わずクスクス笑いが…( *´艸`)でも近くに居る人を捕まえて面白さを伝えようとしても、可哀想な子を見る目をされる(-.-)そんな私は「妖怪好き」から「妖怪馬鹿」への階段を上がってしまったのかも?(--;)水木先生を筆頭に妖怪関係者が続々と登場(フィクションだけど(^^;))♪その度に大興奮(*゚∀゚)=3図書館にはこの巻しか入っていないけれど、続きも必ず読む!O(≧∇≦)O

  • のっけ。かなり下らないお話がだらだらと続く。なんだか作家京極夏彦の愚痴をまとめた本みたい。 しかし、水木しげる大先生を始めとして有名どころの作家さん達が随所に実物実名にてそれとなくあっけなく登場するのでそれわそれで一喜一憂できる。
    しかも作家以上に各出版社の編集担当が個性豊かに登場していて、彼らが実名かどうかわボクにわちっとも解らないが、その事もそれなりに面白い・・・のだろうなぁ、業界の方にわw
    今のところ百物語というよりわ妖怪関連出版業界異変事件って感じですな。
    でもでもですよ、ハッキリ云ってこの本わ”妖怪好き”にわめちゃ面白いです。 次の巻「破」を今から読み始めるのがとても楽しみ。

  • 妖怪馬鹿の本だ!!
    登場する先生方がとっても素敵すぎて(妖怪)馬鹿すぎてたまらなく面白いです。
    これが面白く読めるのは自分も妖怪馬鹿だからだな。
    すねこすり飼いたーい
    とにかく、目に見えるようになってしまった妖怪たち、途方に暮れる作家先生&編集者たち、どうなっていくのか続きが気になります!

  •  妖怪大戦争というから妖怪たちがバトルを繰り広げるのかと思いきや全然違う。この超長編のほぼすべてが延々と続く妖怪馬鹿たちのギャグ。こうもだらだらと愚にもつかない冗談のような話を際限なく書き綴れるというのもすごい能力だ。博覧強記、抱腹絶倒、空前絶後、さすが京極夏彦というか、余人にはまねのできない芸としかいえない。馬鹿騒ぎを繰り広げるキャストがほとんど実在人物だというのがまた振るっている。残念ながら妖怪小説・怪奇小説にはあまりなじみがないのでぼくは知らない名前も多いが、そっち方面に通暁している人が読んだら一層興趣も増すのだろう。と思いきや、その中に榎木津平太郎という聞いたことのあるようなないような名前の語り手がいたりとか、きちんと仕掛けもされている。全体としてのストーリーは馬鹿成分が吸い取られて世の中がギスギスしていって国の滅亡に至るという途方もないものだが、今の世相に対する風刺としか思えずこれは笑えない。ところどころに出てくる原発問題しかり、戦争問題しかり。妖怪馬鹿なんて騒いでいられる世の中はまっとうなのだよというこれはメッセージなのか。それにしちゃむやみに長い(笑)。

  • 正直、微妙。
    読み始め、いったいどんな話かと思ってしまう。
    挫折しそうになりながら、読み始めるとだんだんテンポよく読めるようになる。
    この本だけでは、微妙としか言いようがない。
    ただ、見たことのあるような名前が頻出しそれなりにわかる人にはそれなりに楽しめるのではないかと思われる。
    この本だけでは、評価の仕様がないかなw

  • ライトな感じで読めて良い。
    なんだかんだ祀りあげられているけれど、ただただ妖怪が好きなのだろうな。
    これを書きながら時々ニヤリとする京極御大の姿が脳裡に浮かぶので、それだけで面白い。
    次巻、楽しみ。

  • なんだか最近社会がおかしい。嘘が実に、実が限りなく嘘っぽい。それって妖怪のせいじゃない(オマージュか。)。フィクションなのに、実在の作家の名前がちらほら、百鬼夜行の人を思わせる人がちらほら、とにかく訳のわからないことになっていて、不思議な気持ちになっているうちに終わった。続きがあるようだから、序は、まさに導入部分だったという感じか。
    レオ☆若葉の喋りは乗ってるときはいいが、普通に読むと鬱陶しいことこの上ない。
    特になりたいわけではないが、妖怪に関する話や歴史にちょっとだけ詳しくなれる。

  • もしかして全員実在ですか?こんなバカな人がホントに

  • 見えないモノ、いないモノである妖怪が「現れてしまった」。『怪』は休刊、『コミック怪』は廃刊の危機に陥る。いったいこれはどういうことなの?

  • どうでもいい茶々を入れるキャラが出て来るせいか、話がなかなか進まない。百鬼夜行シリーズみたくある程度雑学知識になりそうなウンチクならいいんだけど。
    実在の人物を出すと内輪には受けがいいだろうねえ…外の人間は置いてけぼりだねえ…と思ってたら榎村寛之氏(古代史)の名前も出てきてゆるせる

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著者プロフィール

京極 夏彦(きょうごく なつひこ)
1963年、北海道小樽市生まれ。小説家としてだけでなく、世界妖怪協会・世界妖怪会議評議員(肝煎)など妖怪研究家であり、他にも装幀家、アートディレクター、俳優など様々な顔を持つ。
広告代理店を経てデザイン会社を設立。1994年、そこで暇つぶしに書いた『姑獲鳥の夏』を講談社に送ったところ極めて評価を受け、同年、即出版・デビューに至る。瞬く間に執筆依頼が殺到する人気作家に上り詰めた。
1996年に『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、1997年『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、2002年『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、2004年『後巷説百物語』で第130回直木三十五賞、2011年『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞など、数多くの受賞歴がある。
代表作に「百鬼夜行シリーズ」「巷説百物語シリーズ」「豆腐小僧シリーズ」など。

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