猟犬の旗

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 25
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041047798

作品紹介・あらすじ

「お前たちのためじゃない。俺の仕事のためだ」
「外国人の反乱か。いいな。確かに現状はそういう感じになりつつある」

 日本の誇る情報機関(便宜上「イトウ家」と呼ばれる)、そこには使役される猟犬(ルビ:スパイ)がいる。
「何事もないのが一番いい。そのためならどんなこともする」猟犬たち。
ある者は望んで、ある者は脅され、その身を機関に捧げている。
 外国人にもかかわらず、不本意ながら猟犬となった男が休暇を取ったその日、日本のまどろみは崩壊した――。
関西国際空港に新宿駅、日本の主要都市で起きる爆弾テロに銃撃テロ。“外国人の反乱”に、男が動く。
猟犬は、どの旗に忠誠を誓うのか?

 現代日本を舞台とした、スパイ小説の新潮流!!

感想・レビュー・書評

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  • 外国人の顔をして日本語がうまい猟犬(スパイ)が,上からの曖昧な指示を受け銃撃戦や乱闘で活躍する話だが,迫ってくる敵を造作なく処理し,身内だったおばちゃん ゾーナを最終的には葬ってしまう.時々現れる親とのやり取りがクールで面白かった.行動の途中で拾った女の子アースラとの妙な共同生活もおかしい.脇役として40男や結婚詐欺師,家政婦,中華料理店主を巧みに操作するのが良かった.関空でのバトルが楽しめた.

  • 前作の猟犬の國よりドンパチ要素増しのスパイ物。
    マジオペとのミックス要素が減ったので展開のテンポがよい

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著者プロフィール

ゲームデザイナー、作家、漫画原作者。
第5回日本ゲーム大賞優秀賞、第32回星雲賞メディア部門を受賞した『ガンパレード・マーチ』をはじめ、『絢爛舞踏祭』や『ガンパレード・オーケストラ』三部作などを手がける。
その特異な世界観と研ぎすまされたシステムから、「芝村ゲー」と呼ばれ、高い評価と熱狂的なファンを多数獲得している。
小説の代表作に『マージナル・オペレーション』シリーズ(星海社FICTIONS、全5巻)、『遙か凍土のカナン』(同、全7巻)などがある。
本書は、『マージナル・オペレーション』シリーズ本編の正統なる続編である。新シリーズ『黒剣のクロニカ』も同時展開中。
Twitterアカウント @siva_yuri

「2018年 『マージナル・オペレーション改 05』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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